Pythonでディレクトリの権限を変更する方法をわかりやすく解説
Pythonでディレクトリやファイルの権限(パーミッション)を変更する方法は主に2つあります。subprocessモジュールでchmodコマンドを呼び出す方法と、標準ライブラリのosモジュールを使って再帰的に処理する方法です。それぞれの手順を詳しく見ていきましょう。
方法1:subprocessモジュールでchmodコマンドを呼び出す
chmodコマンドが利用できる環境(LinuxやmacOSなど)では、subprocessモジュール経由でコマンドを直接実行するのが最も手軽です。
>>> import subprocess >>> subprocess.call(['chmod', '-R', '+w', 'my_folder'])
-Rオプションを付けることで、指定したフォルダ内のファイルやサブディレクトリもまとめて再帰的に処理されます。
方法2:osモジュールで再帰的に権限を変更する
chmodコマンドが存在しない環境でも動作させたい場合や、Pythonのコードだけで完結させたい場合は、osモジュールを使って再帰的な処理を自分で記述します。
import os
def change_permissions_recursive(path, mode):
for root, dirs, files in os.walk(path, topdown=False):
for dir in [os.path.join(root, d) for d in dirs]:
os.chmod(dir, mode)
for file in [os.path.join(root, f) for f in files]:
os.chmod(file, mode)
change_permissions_recursive('my_folder', 0o777)
このコードを実行すると、my_folder本体、その中にあるすべてのファイル、およびサブフォルダの権限が一括で0o777に変更されます。
押さえておきたいポイント
os.walk(path, topdown=False)とすることで、深い階層の子フォルダから順に処理されます。これにより、親フォルダの権限だけ先に変わって中身へアクセスできなくなるトラブルを回避できます。0o777は「すべてのユーザーに読み取り・書き込み・実行を許可」する設定です。利便性は高い反面セキュリティ上のリスクもあるため、本番環境では0o755や0o644など、必要最小限の権限を指定するのが安全です。- Python 3.4以降では
pathlib.Path.chmod()を使うこともできます。パス操作をpathlibで統一しているプロジェクトではこちらが便利です。
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