Pythonでファイルやディレクトリの所有者を変更する方法【os.chownの使い方】
Pythonでは、標準ライブラリの pwd、grp、os モジュールを組み合わせることで、ファイルやディレクトリの所有者(オーナー)を変更できます。
各モジュールの役割は以下のとおりです。
- pwdモジュール:ユーザー名からUID(ユーザーID)を取得する
- grpモジュール:グループ名からGID(グループID)を取得する
- osモジュール:
os.chown()を使って実際に所有者を変更する
コード例
以下の例では、「my_folder」というディレクトリの所有者をユーザー「nobody」、グループ「nogroup」に変更しています。
import pwd
import grp
import os
# ユーザー名からUIDを取得
uid = pwd.getpwnam("nobody").pw_uid
# グループ名からGIDを取得
gid = grp.getgrnam("nogroup").gr_gid
# 対象のパス
path = 'my_folder'
# 所有者を変更
os.chown(path, uid, gid)
補足ポイント
os.chown(path, uid, gid)の第2引数に-1を渡すと、その項目(UIDまたはGID)は変更されずに維持されます。例えばグループだけを変更したい場合はos.chown(path, -1, gid)とします。- 所有者の変更には通常、root権限が必要です。一般ユーザーで実行すると
PermissionErrorが発生するため、必要に応じてsudoなどで実行してください。 - 指定したユーザーやグループが存在しない場合は
KeyErrorが発生します。事前に存在チェックを行うか、例外処理を追加しておくと安全です。 - この方法はUnix系OS(LinuxやmacOS)向けであり、Windows環境では動作しない点に注意してください。
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