Pythonでコマンドラインからファイルに書き込む方法を徹底解説
Pythonを使ってコマンドラインからファイルに書き込むには、実行するスクリプトがコマンドライン引数(CLI引数)を受け取れるように作成しておく必要があります。Pythonでは標準ライブラリのsysモジュールに含まれるsys.argvを使うことで、簡単にコマンドライン引数を取得できます。
サンプルコード:ファイルへの追記
ここでは例として、「開いたファイルの末尾に『Hello』という文字列を追記する」プログラムを作成してみましょう。以下のコードをcat.pyという名前で保存します。
import sys
with open(sys.argv[1], 'a') as f:
f.write("Hello")コードのポイント
sys.argv[1]:コマンドラインで渡された最初の引数(ファイル名)を取得します。sys.argv[0]にはスクリプト名自体が格納されるため、実際の引数はインデックス1以降になります。'a'(appendモード):ファイルを追記モードで開きます。既存の内容は保持され、末尾に新しいデータが追加されます。上書きしたい場合は'w'モードを使用してください。with文:処理終了後にファイルが自動的に閉じられるため、リソース漏れを防げます。
実行方法と結果の確認
ターミナル(コマンドプロンプト)から、対象のファイル名を引数として指定してスクリプトを実行します。
$ python cat.py my_file.txt
このコマンドを実行すると、my_file.txtがcat.pyにCLI引数として渡され、変数argv[1](2番目のコマンドライン引数)に格納されます。その後、ファイルを開いて中身を確認すると、末尾に「Hello」という文字列が書き込まれていることが分かります。
応用:エラー処理を加えた安全な実装
実用的なスクリプトでは、引数が指定されなかった場合のエラー処理を入れておくと安心です。
import sys
if len(sys.argv) < 2:
print("使い方: python cat.py <ファイル名>")
sys.exit(1)
with open(sys.argv[1], 'a') as f:
f.write("Hello")
print(f"{sys.argv[1]} に書き込みました")このようにsys.argvとopen()関数を組み合わせることで、コマンドラインから柔軟にファイル操作を行うPythonスクリプトを作成できます。
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