Pythonでバイナリファイルを複数のファイルに分割する方法
大きなバイナリファイルを複数のファイルに分割するには、まず作成したいチャンク(塊)のサイズごとに元のファイルを読み込み、そのチャンクを新しいファイルに書き出します。その後、次のチャンクを読み込んでは書き出すという処理を、元のファイルの末尾に到達するまで繰り返します。
基本的な流れ
- 元のファイルを指定したサイズずつ読み込む
- 読み込んだデータを別ファイルに書き出す
- ファイルの終端まで上記を繰り返す
サンプルコード
例えば、my_song.mp3 というファイルを、1ファイルあたり500バイトずつに分割したい場合を考えてみましょう。
CHUNK_SIZE = 500
file_number = 1
with open('my_song.mp3', 'rb') as f:
chunk = f.read(CHUNK_SIZE)
while chunk:
with open('my_song_part_' + str(file_number), 'wb') as chunk_file:
chunk_file.write(chunk)
file_number += 1
chunk = f.read(CHUNK_SIZE)
このスクリプトを実行すると、カレントディレクトリに my_song_part_ という接頭辞(プレフィックス)が付いた複数のファイルが生成され、元のファイルの内容が順番に分割されて保存されます。
ポイント解説
- バイナリモードを指定する: MP3などのバイナリファイルを扱う場合は、読み込み時に
'rb'、書き込み時に'wb'を指定します。テキストモードのままだとエンコードエラーが発生する可能性があります。 - whileループによる終了判定:
f.read(CHUNK_SIZE)はファイルの終端に達すると空の値を返すため、while chunk:の条件が自動的にFalseになり、ループが終了します。 - 連番ファイル名:
file_numberをインクリメントしながらファイル名に付与することで、分割されたファイルの順序が分かりやすくなります。
なお、分割したファイルを元に戻したい場合は、生成されたファイルを番号順に読み込んで連結すれば復元できます。大容量ファイルを扱う際も、この方法ならメモリ上に全体を読み込むことなく効率的に処理できるのがメリットです。
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