Pythonで書式を指定して日付・時刻を取得する方法(strftimeの使い方)
Pythonでは、datetimeモジュールに含まれるstrftime関数を使うことで、任意の形式に整形された日付や時刻を簡単に取得できます。strftimeは「書式文字列(フォーマット文字列)」を受け取り、その指定に従って現在の日時を文字列として返します。
書式文字列には「ディレクティブ(書式指定子)」と呼ばれる特殊な記号を組み込みます。以下に、strftimeで利用できる主なディレクティブの一覧をまとめました。
strftimeで使える主な書式指定子
| ディレクティブ | 意味 |
|---|---|
| %a | ロケールにおける曜日の省略形(例:Fri) |
| %A | ロケールにおける曜日の完全な名前(例:Friday) |
| %b | ロケールにおける月名の省略形(例:Dec) |
| %B | ロケールにおける月名の完全な名前(例:December) |
| %c | ロケールに適した日付と時刻の表現 |
| %d | 日(10進数表記)[01〜31] |
| %H | 時(24時間制・10進数表記)[00〜23] |
| %I | 時(12時間制・10進数表記)[01〜12] |
| %m | 月(10進数表記)[01〜12] |
| %M | 分(10進数表記)[00〜59] |
| %p | AM/PMに相当するロケールの表現 |
| %S | 秒(10進数表記)[00〜61] |
| %U | 年の週番号(日曜を週の始まりとする)[00〜53]。新年の最初の日曜日より前の日数は第0週として扱われます。 |
| %w | 曜日を数値で表したもの[0(日曜)〜6(土曜)] |
| %W | 年の週番号(月曜を週の始まりとする)[00〜53]。新年の最初の月曜日より前の日数は第0週として扱われます。 |
| %x | ロケールに適した日付の表現 |
| %X | ロケールに適した時刻の表現 |
| %y | 世紀を含まない年(下2桁)[00〜99] |
| %Y | 世紀を含む年(4桁) |
| %Z | タイムゾーンの名前(タイムゾーンが存在しない場合は空文字列) |
| %% | リテラルの「%」文字そのもの |
これらのディレクティブを組み合わせることで、「YYYY-MM-DD HH:MM:SS」のような定番の形式から、日本語表記を含む独自の形式まで、自由に日時を整形できます。
使用例
実際にstrftimeを使って、現在の日付と時刻をさまざまな形式で表示してみましょう。
import datetime
now = datetime.datetime.now()
print("現在の日付と時刻:")
print(now.strftime('%Y-%m-%d %H:%M:%S'))
print(now.strftime('%H:%M:%S on %A, %B the %dth, %Y'))
出力結果
このコードを実行すると、次のような出力が得られます。
2017-12-29 12:19:13
12:19:13 on Friday, December the 29th, 2017
1つ目の出力は「年-月-日 時:分:秒」という一般的な形式、2つ目は英語圏でよく使われる「曜日や月名を含む形式」で表示しています。このように、ディレクティブを組み合わせるだけで柔軟な書式設定が可能です。
補足:逆方向の変換にはstrptimeを使う
なお、文字列からdatetimeオブジェクトへの変換(パース)を行いたい場合は、同じくdatetimeモジュールのstrptime関数を使用します。strftime(オブジェクト→文字列)とstrptime(文字列→オブジェクト)は対になる関係にあるため、セットで覚えておくと便利です。
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