【Python入門】再帰関数を使って10進数を2進数に変換する方法
10進数を2進数に変換する基本の考え方
10進数を2進数に変換するには、対象の数を2で繰り返し割り算をし、そのたびに得られる余りを記録します。そして計算が終わった後、余りを逆順に出力すると、それが目的の2進数表現になります。
この一連の処理は、再帰(リカージョン)を使うことで非常に簡潔に実装できます。以下がその再帰的な解法です。
再帰を使ったPythonコード
def tobin(x):
if x > 1:
tobin(x // 2)
print(x % 2, end='')
num = int(input('enter a number'))
tobin(num)
上記のコードを実行して、実際の動作を確認してみましょう。
実行結果の例
enter a number 25
11001
enter a number 16
10000
コードのポイント解説
- 再帰呼び出し: 引数
xが1より大きい間、x // 2(2で割った商)を引数にして自分自身を呼び出します。これにより、数が1になるまで分割処理が続きます。 - 余りの出力: 再帰呼び出しから戻ってきた後に
x % 2(2で割った余り)を出力します。復帰する順序のおかげで、余りは自動的に逆順(上位の桁から)表示されます。 - end='' の指定:
print()関数のend=''オプションにより、改行せずに数字を1行につなげて出力できます。
処理の流れ(入力:25の場合)
25を入力したときの再帰の動きを順番に追ってみましょう。
- tobin(25) → tobin(12) を呼び出す
- tobin(12) → tobin(6) を呼び出す
- tobin(6) → tobin(3) を呼び出す
- tobin(3) → tobin(1) を呼び出す
- tobin(1) → 余り「1」を出力して終了
- 呼び出し元へ復帰しながら 1 → 1 → 0 → 0 → 1 の順に出力され、結果として「11001」が表示されます。
このように再帰構造を利用すると、余りの順序を反転させるためのリストなどの補助的なデータ構造が不要になり、とてもエレガントなコードになります。再帰の考え方に慣れるための練習題材としても最適なので、ぜひ手を動かして試してみてください。
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