Pythonで辞書からXMLを生成する方法を徹底解説
Pythonの辞書(dict)オブジェクトからXMLを生成したい場合、dicttoxml パッケージを利用するのが最も手軽な方法です。このライブラリを使えば、複雑な入れ子構造を持つ辞書でも、数行のコードで自動的にXML形式へ変換できます。
dicttoxmlパッケージのインストール
まずはpipコマンドでdicttoxmlをインストールしましょう。ターミナルまたはコマンドプロンプトで以下を実行します。
$ pip install dicttoxml
インストールが完了したら、すぐにdicttoxmlメソッドを使ってXMLを生成できます。
基本的な使い方:辞書をXMLに変換する
以下の例では、ネストされた辞書をXMLに変換しています。
a = {
'foo': 45,
'bar': {
'baz': "Hello"
}
}
xml = dicttoxml.dicttoxml(a)
print(xml)
実行結果
上記のコードを実行すると、次のようなバイト文字列としてXMLが出力されます。
b'<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?><root><foo type="int">45</foo><bar type="dict"><baz type="str">Hello</baz></bar></root>'
出力を見ると、各要素に type="int" や type="str" のようにデータ型の属性が自動的に付与されていることがわかります。これにより、XMLを受け取る側でも値の型を容易に判別できます。
整形して読みやすく表示する方法
デフォルトの出力は1行に圧縮されているため、そのままでは読みにくい場合があります。標準ライブラリの xml.dom.minidom モジュールに含まれる toprettyxml() メソッドを組み合わせれば、インデント付きの整形されたXMLを出力できます。
from xml.dom.minidom import parseString
a = {
'foo': 45,
'bar': {
'baz': "Hello"
}
}
xml = dicttoxml.dicttoxml(a)
dom = parseString(xml)
print(dom.toprettyxml())
実行結果
<?xml version = "1.0" ?>
<root>
<foo type = "int">45</foo>
<bar type = "dict">
<baz type = "str">Hello</baz>
</bar>
</root>
このように、インデントが適用され人間が読みやすい形でXMLが出力されます。設定ファイルやAPIレスポンスの生成など、可読性が求められる場面では toprettyxml() の活用がおすすめです。
まとめ
- dicttoxml を使えば、Pythonの辞書を簡単にXMLへ変換できる
- 変換時には各要素にデータ型の属性が自動的に付与される
xml.dom.minidomのtoprettyxml()を併用すると、インデント付きの整形済みXMLを取得できる
JSONと同様に、XMLもデータ交換で広く使われるフォーマットです。dicttoxmlを活用すれば、既存の辞書データをほぼそのままXML化できるため、レガシーシステムとの連携や設定ファイルの生成など、さまざまなシーンで役立ちます。
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