PythonのSunPyライブラリで太陽画像をプロットする方法
このチュートリアルでは、PythonのSunPyモジュールを使って太陽画像をプロットする方法を解説します。SunPyは太陽物理学のデータ解析に特化したオープンソースライブラリで、NASAなどの観測データを簡単に扱えるのが特徴です。
SunPyのインストール
まず、以下のコマンドを実行してモジュールをインストールしましょう。
pip install sunpy
サンプルデータのダウンロード
インストールが完了したら、実際にコードを書く前に、画像をプロットするためのサンプルデータをダウンロードしておく必要があります。次のコードを実行すると、サンプルデータを取得できます。
コード例
# データ関連モジュールをインポート import sunpy.data # サンプルデータをダウンロード sunpy.data.download_sample_data()
このコードを実行すると、サンプルデータのダウンロード状況がターミナル上に表示されます。初回のみダウンロードが必要で、以降はローカルに保存されたデータが利用されます。
太陽画像のプロット
ダウンロードしたサンプルデータから、太陽画像をプロットしてみましょう。
コード例
# サンプルデータから画像をインポート from sunpy.data.sample import AIA_171_IMAGE # 太陽画像を扱うためのmapモジュールをインポート import sunpy.map # サンプルデータをもとにMapオブジェクトを作成 solar_image = sunpy.map.Map(AIA_171_IMAGE) # 画像をプロット solar_image.peek()
ここで使用している AIA_171_IMAGE は、NASAの太陽観測衛星SDO(Solar Dynamics Observatory)に搭載されたAIA(Atmospheric Imaging Assembly)が撮影した、波長171Åの極紫外線画像です。この波長は約60万度のコロナプラズマを捉えており、太陽活動の様子を鮮明に観察できます。
実行結果
上記のコードを実行すると、以下のような太陽画像が表示されます。

peek() メソッドを使うと、座標軸やカラーバー付きの簡易プレビューが手軽に確認できます。より詳細なカスタマイズを行いたい場合は、plot() メソッドとMatplotlibを組み合わせることで、色や範囲などを自由に調整することも可能です。
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