Pythonのmath.trunc()メソッドとは?小数点以下を切り捨てる方法を解説
このチュートリアルでは、Pythonのmath.trunc()メソッドについて詳しく解説します。
math.trunc()は、浮動小数点数(float)の小数点以下を切り捨て、整数部分だけを取り出すためのメソッドです。挙動としては、正の値に対してはmath.floor()と同じ結果を返し、負の値に対してはmath.ceil()と同じ結果を返します。
math.trunc()の基本的な使い方(正の数の場合)
まずはmathモジュールをインポートして、正の数に対するfloor()とtrunc()の動作を比較してみましょう。
# mathモジュールをインポート import math # floor()の結果 print(math.floor(3.5)) # trunc()で正の数を処理 print(math.trunc(3.5))
実行結果
上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。
3 3
正の数の場合、floor()もtrunc()も同じ「3」を返すことが確認できます。
math.trunc()の基本的な使い方(負の数の場合)
次に、負の数に対してceil()とtrunc()を比較してみます。
# mathモジュールをインポート import math # ceil()の結果 print(math.ceil(-3.5)) # trunc()で負の数を処理 print(math.trunc(-3.5))
実行結果
上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。
-3 -3
負の数の場合でも、ceil()とtrunc()はどちらも「-3」を返します。つまり、trunc()は単純に小数点以下を切り捨てて0方向へ丸める処理を行っていることがわかります。
まとめ
math.trunc()は、数値の小数点以下を切り捨てて整数部分を取得するメソッドです。正の数ではfloor()と、負の数ではceil()と同じ結果になります。「0方向への丸め」というシンプルな挙動なので、金額計算やインデックス処理などで活用できます。
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