Pythonのmatplotlibでバックエンドを設定・変更する方法をわかりやすく解説
matplotlibでは、matplotlib.rcParams['backend']を使用することで、バックエンドの値を上書き(変更)できます。これにより、描画に使用されるGUIツールキットをプログラム内で柔軟に切り替えることが可能です。
手順
get_backend()メソッドを使って、現在設定されているバックエンド名(デフォルト値)を取得して表示します。matplotlib.rcParams['backend']に新しいバックエンド名を代入し、バックエンドを上書きします。再度
get_backend()メソッドを呼び出し、更新後のバックエンド名が反映されていることを確認します。
サンプルコード
import matplotlib
# 変更前のバックエンドを確認
print("変更前のバックエンド: ", matplotlib.get_backend())
# バックエンドを「TkAgg」に変更
matplotlib.rcParams['backend'] = 'TkAgg'
# 変更後のバックエンドを確認
print("変更後のバックエンド: ", matplotlib.get_backend())実行結果
変更前のバックエンド: GTK3Agg 変更後のバックエンド: TkAgg
補足
matplotlibには、TkAggのほかにもGTK3Agg、Qt5Agg、MacOSXなど、環境や用途に応じたさまざまなバックエンドが用意されています。また、コード内での変更以外にも、スクリプト実行時にMPLBACKEND環境変数を指定したり、設定ファイル(matplotlibrc)でデフォルトのバックエンドを定義したりする方法もあります。ヘッドレス環境(ディスプレイなしのサーバーなど)でグラフをファイル保存のみ行いたい場合は、「Agg」などの非対話型バックエンドを選択すると便利です。
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