Pillowライブラリで画像の各チャンネル(バンド)の全ピクセル標準偏差を計算する方法
この記事では、PythonのPillowライブラリを使って、画像内の各チャンネル(バンド)に含まれるすべてのピクセルの標準偏差を計算する方法を解説します。
一般的なカラー画像にはR・G・Bの3つのチャンネルが存在するため、実行結果として3つの値を持つリストが取得できます。標準偏差を調べることで、画像全体のコントラストや明暗のばらつき具合を数値的に把握することが可能です。
元画像

処理の手順(アルゴリズム)
ステップ1:ImageモジュールとImageStatモジュールをインポートする。 ステップ2:対象となる画像ファイルを開く。 ステップ3:開いた画像をImageStatクラスのstat関数に渡す。 ステップ4:ピクセル値の標準偏差を出力する。
サンプルコード
from PIL import Image, ImageStat
im = Image.open('image_test.jpg')
stat = ImageStat.Stat(im)
print(stat.stddev)実行結果
[72.25694839223894, 66.24724750077299, 65.50769196475312]
出力されたリストは、左から順にR(赤)・G(緑)・B(青)の各チャンネルにおけるピクセル値の標準偏差を表しています。値が大きいほど、そのチャンネル内でピクセル値のばらつき(コントラスト)が大きいことを意味します。
なお、ImageStat.Statオブジェクトには標準偏差以外にも、平均値(mean)、中央値(median)、最小値・最大値(extrema)などの統計情報も含まれており、画像解析のさまざまな場面で活用できます。
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