Java OpenCVライブラリを使って画像の明るさを変更する方法
OpenCVのorg.opencv.core.Matクラスが提供するconvertTo()メソッドを使うと、行列に対して必要な演算を実行し、画像のコントラストや明るさを簡単に調整できます。このメソッドは以下の4つのパラメータを受け取ります。
mat − 計算結果を格納するための空の行列。ソース行列と同じサイズ・型である必要があります。
rtype − 出力行列の型を指定する整数値。負の値を指定した場合は、ソース行列と同じ型になります。
alpha − ゲイン値。0より大きい値を指定します(デフォルトは1)。この値を変更するとコントラストに影響します。
beta − バイアス値(デフォルトは0)。この値を変更すると明るさに影響します。
OpenCV Javaライブラリで画像の明るさを変更する手順
このメソッドに渡すbeta値によって、画像の明るさが変化します。パラメータに負の値(0〜-255)を指定すると画像の明るさが下がり、逆に正の値(0〜255)を指定すると明るさが上がります。
画像の明るさを変更するには、空の行列、-1(元の画像と同じ型を維持するため)、alpha値として1、そして明るさを加減するためのbeta値を引数としてconvertTo()メソッドを呼び出します。
サンプルコード
import org.opencv.core.Core;
import org.opencv.core.Mat;
import org.opencv.imgcodecs.Imgcodecs;
public class AlteringBrightness {
public static void main (String[] args) {
// OpenCVコアライブラリの読み込み
System.loadLibrary( Core.NATIVE_LIBRARY_NAME );
// ファイルから画像を読み込む
String file ="D:\\Images\\tiger.jpg";
Mat src = Imgcodecs.imread(file, Imgcodecs.IMREAD_COLOR);
// 結果を格納する空の行列を作成
Mat dest = new Mat(src.rows(), src.cols(), src.type());
// 画像の明るさを上げる(beta値に100を指定)
src.convertTo(dest, -1, 1, 100);
// 処理結果の画像を書き出す
Imgcodecs.imwrite("D:\\Images\\altering_brightness_100.jpg", dest);
}
}
入力画像

以下は、異なるbeta値を指定した場合の出力画像の一覧です。
beta値:-100

beta値:-50

beta値:50

beta値:100

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