matplotlib.pyplot.scatterのデフォルトの青色を取得する方法を解説
matplotlibでscatter()メソッドを使って散布図を描くとき、色を指定しなければ点は自動的に青色(#1f77b4)で描画されます。この記事では、matplotlibのscatterプロットにおけるデフォルトの青色を実際に確認・取得する方法を、コード例とともにわかりやすく解説します。
デフォルトの青色とは
matplotlibのデフォルトのカラーサイクル(C0)に含まれる最初の色が#1f77b4であり、これがscatterプロットで色を指定しない場合に使われる青色です。以下のサンプルコードでは、色を指定せずに描いた点と、16進数カラーコード「#1f77b4」を明示的に指定して描いた点を並べて表示し、両者が同じ色であることを視覚的に確認できるようにしています。
実装の手順
- subplots()メソッドを使ってfigureとサブプロット(axes)を作成します。
- 座標 (-1, 1) の位置に散布点をプロットします(色は指定しないためデフォルトの青になります)。
- annotate()メソッドでその点に「default color」というラベルを追加します。
- 座標 (1, 1) の位置に、
c='#1f77b4'を指定して散布点をプロットします。 - 同様にannotate()で「using hex」というラベルを追加します。
- xlim()およびylim()メソッドでx軸・y軸の表示範囲を調整します。
- show()メソッドで図を表示します。
サンプルコード
from matplotlib import pyplot as plt
plt.rcParams["figure.figsize"] = [7.00, 3.50]
plt.rcParams["figure.autolayout"] = True
fig, ax = plt.subplots()
# デフォルトの色で散布点をプロット
ax.scatter(-1, 1)
ax.annotate("default color", xy=(-0.9, 1))
# 16進数カラーコード #1f77b4 を明示的に指定
ax.scatter(1, 1, c='#1f77b4')
ax.annotate("using hex", xy=(1.1, 1))
ax.set_xlim(-2, 3)
ax.set_ylim(-1, 2)
plt.show()
出力結果

実行すると、「default color」とラベル付けされた点と「using hex」とラベル付けされた点がまったく同じ青色で表示され、デフォルトの青色が #1f77b4 であることが確認できます。
補足:プログラムからデフォルト色を取得する方法
色コードを手動で確認するだけでなく、次のようにrcParamsからデフォルトのカラーサイクルを取得することもできます。
import matplotlib.pyplot as plt cycle = plt.rcParams['axes.prop_cycle'].by_key()['color'] print(cycle[0]) # 出力: #1f77b4
また、ショートカットとして 'C0' という色指定文字列を使えば、常にデフォルトのカラーサイクルの最初の色(=この青色)を参照できます。スタイル設定を変更しても一貫性を保ちたい場合は、こちらの方法が便利です。
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