Tkinterで水平スクロールバーを実装する方法【サンプルコード付き】
TkinterのScrollbar(スクロールバー)ウィジェットは、コンテナ要素やその内容にスクロール機能を持たせるための便利なウィジェットの一つです。スクロールバーを活用することで、大量のデータを効率的に閲覧できるようになります。
一般的に、Tkinterでは垂直・水平の両方のスクロールバーを追加できます。アプリケーションに水平スクロールバーを追加するには、Scrollbarのコンストラクタで向き(orientation)として「horizontal」を指定します。
サンプルコード
ここでは、水平スクロールバーを備えたテキストエディタを作成してみましょう。
# 必要なライブラリをインポート
from tkinter import *
from tkinter import ttk
from tkinter import messagebox
# tkinterフレームのインスタンスを作成
win=Tk()
# ウィンドウサイズを設定
win.geometry("700x350")
# スクロールバー(水平)を追加
h=Scrollbar(win, orient='horizontal')
h.pack(side=BOTTOM, fill='x')
# テキストウィジェットを追加
text=Text(win, font=("Calibri, 16"), wrap=NONE, xscrollcommand=h.set)
text.pack()
# テキストウィジェットに文字列を挿入
for i in range(5):
text.insert(END, "Welcome to Tutorialspoint...")
# スクロールバーとテキストウィジェットを連携
h.config(command=text.xview)
win.mainloop()実行結果
上記のコードを実行すると、テキストが表示されたテキストエディタが起動します。テキストウィジェットには水平スクロールバーが組み込まれており、テキストが横幅を超えてあふれた場合に自動的に表示されます。
ポイントは以下の2点です。
・orient='horizontal' を指定して水平方向のスクロールバーを作成する
・テキストウィジェット側の xscrollcommand=h.set と、スクロールバー側の command=text.xview を相互に設定して連携させる
このように双方向の連携設定を行うことで、スクロールバーの操作とテキストの表示位置が正しく同期されます。同様の手順はListboxやCanvasなど、他のウィジェットにも応用できます。
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