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matplotlibで利用可能なスタイル名を確認する方法

matplotlibでは、あらかじめ用意されたスタイル(テーマ)を指定するだけで、グラフ全体の見た目を手軽に変更できます。ここでは、環境にインストールされているmatplotlibで使えるスタイル名の一覧を確認する方法を解説します。

スタイル名を確認する手順

matplotlibのスタイル名を調べるには、以下の2つのステップを実行します。

  • matplotlib.pyplot を plt としてインポートする
  • print(plt.style.library) を実行し、スタイル情報を出力する

サンプルコード

import matplotlib.pyplot as plt
print(plt.style.library)

出力結果

上記のコードを実行すると、各スタイル名をキーとする辞書が返されます。値には、そのスタイルで定義されている RcParams(設定パラメータの一覧)が格納されています。

{'bmh': RcParams({'axes.edgecolor': '#bcbcbc',
    'axes.facecolor': '#eeeeee',
    'axes.grid': True,
    'axes.labelsize': 'large',
    'axes.prop_cycle': cycler('color', ['#348ABD', '#A60628', '#7A68A6',
        '#467821', '#D55E00', '#CC79A7', '#56B4E9', '#009E73',
        '#F0E442', '#0072B2']),
    'axes.titlesize': 'x-large',
    'grid.color': '#b2b2b2',
    'grid.linestyle': '--',
    ...}),
 'classic': RcParams({'_internal.classic_mode': True,
    'agg.path.chunksize': 0,
    'animation.bitrate': -1,
    'axes.edgecolor': 'k',
    'axes.facecolor': 'w',
    ...}),
 ...}

このように、'bmh''classic' といったスタイル名ごとに、軸の色・背景色・グリッドの有無・線幅などの詳細な設定値が確認できます。

スタイル名だけをシンプルに一覧表示するには

plt.style.library は詳細な設定内容まで出力されるため、出力が非常に長くなります。スタイル名だけを手軽に確認したい場合は、plt.style.available を使うのが便利です。

import matplotlib.pyplot as plt

print(plt.style.available)

実行すると、利用可能なスタイル名がリスト形式で返されます。

['Solarize_Light2', '_classic_test_patch', 'bmh', 'classic',
 'dark_background', 'fast', 'fivethirtyeight', 'ggplot',
 'grayscale', 'seaborn-v0_8', 'seaborn-v0_8-bright', ...]

スタイルを実際に適用する方法

確認したスタイル名は、plt.style.use() に渡すことでグラフに適用できます。

import matplotlib.pyplot as plt

plt.style.use('ggplot')  # ggplot風のスタイルを適用

x = [1, 2, 3, 4, 5]
y = [2, 4, 1, 5, 3]

plt.plot(x, y)
plt.title('ggplot Style Example')
plt.show()

また、with plt.style.context('dark_background'): のようにコンテキストマネージャーを使えば、特定のブロック内でのみスタイルを一時的に適用することもできます。

まとめ

  • plt.style.library:各スタイルの詳細な設定内容(RcParams)を確認できる
  • plt.style.available:スタイル名のみをリストで簡潔に確認できる
  • plt.style.use(スタイル名):確認したスタイルをグラフに適用できる

これらの関数を活用すれば、目的に合ったスタイルを素早く見つけて、グラフのデザインを効率的に整えることができます。

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