matplotlibのax.get_ylim()メソッドの使い方|Y軸の表示範囲を取得する手順を解説
matplotlibのax.get_ylim()メソッドを使うと、グラフのY軸の表示範囲(下限値と上限値)を簡単に取得できます。この記事では、実際のコード例を交えながら、その使い方をステップごとに解説します。
実装手順
図のサイズを設定し、サブプロット間および周囲のパディング(余白)を調整します。
新しい図(figure)を作成するか、既存の図をアクティブにします。
サブプロット構成の一部として、図に「ax」(Axesオブジェクト)を追加します。
numpyを使ってランダムなデータポイントを生成します。
plot()メソッドを使ってyデータをプロットします。
ax.get_ylim()メソッドでY軸の範囲を取得し、出力します。
図を表示するには、show()メソッドを使用します。
コード例
import numpy as np
from matplotlib import pyplot as plt
plt.rcParams["figure.figsize"] = [7.00, 3.50]
plt.rcParams["figure.autolayout"] = True
fig = plt.figure()
# 図にAxes(ax)を追加
ax = fig.add_subplot(1, 1, 1)
# numpyでランダムなデータポイントを生成
y = np.random.rand(10)
# データポイントをプロット
ax.plot(y, 'b')
# ax.get_ylim()でY軸の範囲を出力
print("ylim:", ax.get_ylim())
plt.show()
実行結果
上記のコードを実行すると、次のようなグラフが表示されます。

また、コンソールにはY軸の範囲(ylim)の値が出力されます。ランダムデータを使用しているため、実行ごとに値は異なりますが、以下のような形式で表示されます。
ylim: (0.011546568085342858, 1.0373520884865295)
このように、ax.get_ylim()は戻り値として(下限値, 上限値)のタプルを返します。グラフの自動スケーリング後の実際のY軸範囲を確認したい場合や、set_ylim()と組み合わせて軸範囲を動的に制御したい場合に非常に便利なメソッドです。
-
Matplotlibで3D連続線をプロットする方法
Matplotlibを使って3次元空間に連続的な線(3Dライン)を描画する方法を解説します。基本的な手順は以下の通りです。3Dプロットの手順図のサイズを設定し、サブプロット間および周囲の余白(パディング)を調整します。NumPyを使用して x と y のデータポイントを作成します。xとyのデータポイントから z のデータポイントを計算して作成します。figure() メソッドを使って、新しい図を作成するか既存の図をアクティブにします。add_subplot() メソッドに3D投影(projection=3d)を指定して、Axesを追加します。plot() メソッドを使って、x、y、zのデータポ
-
FlaskでMatplotlibのグラフを表示する方法【サンプルコード付き】
Webアプリケーション上でグラフを動的に表示したい場合、FlaskとMatplotlibを組み合わせるのが効果的です。この記事では、Flaskアプリケーション内でMatplotlibのプロットをPNG画像としてブラウザに返す方法を、具体的な手順とサンプルコードとともにわかりやすく解説します。 実装の流れ FlaskでMatplotlibのグラフを表示するまでの基本的な手順は以下の通りです。 小さなFlaskアプリケーションを作成する カレントディレクトリに移動し、環境変数を設定してアプリを起動する$ export FLASK_APP=file.py$ flask run ブラウザで http