Python Tkinterでルートウィンドウを基準にToplevelウィジェットを配置する方法
TkinterにおけるToplevelウィジェットは、ポップアップ型のモーダルウィンドウを作成するために使用されます。Toplevelで作成されたウィンドウは、Tkinterアプリケーションのデフォルトウィンドウとほぼ同じように動作し、テキストウィジェット、ボタンウィジェット、キャンバスウィジェット、フレームなど、さまざまなウィジェットを自由に配置できます。
Toplevelウィンドウのサイズや位置は、画面全体に対して柔軟に設定することが可能です。また、Toplevelウィンドウ上に配置されたすべてのウィジェットは、常に他のウィンドウよりも手前(最上位)に表示されるという特徴があります。
ルートウィンドウを基準にした配置方法
ルートウィンドウの現在の表示位置は、root.winfo_x()およびroot.winfo_y()を使うことで取得できます。取得した座標をもとにgeometry()メソッドを使用すれば、Toplevelウィジェットをルートウィンドウからの相対的な位置に配置できます。
この方法を使うことで、2つのウィンドウが重なってしまうのを防ぎ、それぞれを独立した位置に表示できるようになります。以下に、実際の動作を確認できるサンプルコードを示します。
サンプルコード
# 必要なライブラリをインポート
from tkinter import *
# tkinterフレーム(ウィンドウ)のインスタンスを作成
win = Tk()
# ウィンドウのサイズを設定
win.geometry("700x300")
win.title("Root Window")
# トップレベルウィンドウを作成
top = Toplevel(win)
top.geometry("400x200")
# トップレベルウィジェット内にラベルを作成
Label(top, text= "This is a Toplevel window", font="Calibri, 12").pack()
# ルートウィンドウの座標を取得
x = win.winfo_x()
y = win.winfo_y()
# 取得した座標を基準にトップレベルウィンドウの位置を設定
top.geometry("+%d+%d" %(x+200,y+200))
# トップレベルウィンドウを常にルートウィンドウの前面に表示
top.wm_transient(win)
top.mainloop()実行結果
上記のコードを実行すると、メインウィンドウからオフセットされた位置に、Toplevelウィンドウが独立して表示されます。ルートウィンドウを移動させた状態で実行すれば、その位置を基準に相対的に配置されていることが確認できます。

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