【Python】TkinterのEntryウィジェットでカーソル位置を取得する方法
入力フォームでは、ユーザーの入力を受け取るために単一のテキストフィールドが使われることがよくあります。Tkinterでも、Entryウィジェットを使用することで、1行のテキスト入力フィールドを簡単に作成できます。
Entryウィジェットに入力された各文字には、先頭から順にインデックス(位置番号)が割り当てられています。このインデックスを利用することで、index()メソッドを使ってカーソルの現在位置を取得することが可能です。カーソル位置を取得するには、index()メソッドにINSERT引数を渡します。
コード例
# 必要なライブラリをインポート
from tkinter import *
from tkinter import ttk
# tkinterウィンドウのインスタンスを作成
win = Tk()
win.geometry("700x350")
win.title("Get the Cursor Position")
# Styleクラスのインスタンスを作成
style = ttk.Style(win)
# カーソルの現在位置を取得する関数
def get_current_info():
print("The cursor is at: ", entry.index(INSERT))
# Entryウィジェットを作成
entry = ttk.Entry(win, width=18)
entry.pack(pady=30)
# ボタンウィジェットを作成
button = ttk.Button(win, text="Get Info", command=get_current_info)
button.pack(pady=30)
win.mainloop()実行結果
上記のコードを実行すると、Entryウィジェットと「Get Info」ボタンが配置されたウィンドウが表示されます。このボタンをクリックすることで、カーソルの現在のインデックスを取得できます。

Entryウィジェットに任意のテキストを入力し、「Get Info」ボタンをクリックしてみましょう。コンソールにカーソルの現在位置が出力されます。
The cursor is at: 15
ポイント解説
Entryウィジェットのインデックスは0から始まる点に注意してください。つまり、最初の文字の位置は「0」、次の文字は「1」となります。上記の出力例「15」は、カーソルが16文字目の直前にあることを意味します。
また、index()メソッドで使用できる主な特殊なインデックスは以下の通りです。
- INSERT: 現在のカーソル(挿入ポイント)の位置
- END: 入力されているテキストの末尾
- ANCHOR: アンカー(選択開始)位置
- SEL_FIRST / SEL_LAST: 選択範囲の先頭・末尾
これらを組み合わせることで、テキストの挿入や選択範囲の操作など、より高度なテキスト処理も実現できます。
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