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Python・NumPyのsctype2char()でスカラーdtypeの文字列表現を取得する方法

PythonのNumPyでは、sctype2char()メソッドを使うことで、スカラーdtype(データ型)に対応する文字列表現を取得できます。

第1引数がスカラーdtypeの場合、それに対応する文字コードがそのまま返されます。また、オブジェクトを渡した場合には、sctype2char()がそのオブジェクトのスカラー型を推論し、対応する文字を返してくれます。この機能は、データ型の確認や動的な型処理を行いたい場面で非常に便利です。

sctype2char()の基本的な使い方

1. ライブラリのインポート

まず、必要なライブラリをインポートします。

import numpy as np

2. スカラー型の文字列表現を取得

代表的なスカラー型の文字列表現を確認してみましょう。

for i in [np.int32, np.double, np.complex_, np.string_, np.ndarray]:
    print(np.sctype2char(i))

3. 整数型(int)の文字列表現を取得

各種整数型に対応する文字コードを取得します。

print("\n整数型の文字列表現...")
for j in [np.int16, np.int32, np.int64]:
    print(np.sctype2char(j))

4. 浮動小数点型(float)の文字列表現を取得

各種浮動小数点型に対応する文字コードを取得します。

print("\n浮動小数点型の文字列表現...")
for j in [np.float16, np.float32, np.float64]:
    print(np.sctype2char(j))

完全なサンプルコード

以下に、ここまでの処理をまとめた実行例を示します。

import numpy as np

# sctype2char()メソッドでスカラーdtypeの文字列表現を取得する
# 第1引数がスカラーdtypeなら対応する文字が返される
# オブジェクトの場合は型を推論して対応する文字を返す
print("スカラー型の文字列表現...")
for i in [np.int32, np.double, np.complex_, np.string_, np.ndarray]:
    print(np.sctype2char(i))

# 整数型の文字列表現を取得
print("\n整数型の文字列表現...")
for j in [np.int16, np.int32, np.int64]:
    print(np.sctype2char(j))

# 浮動小数点型の文字列表現を取得
print("\n浮動小数点型の文字列表現...")
for j in [np.float16, np.float32, np.float64]:
    print(np.sctype2char(j))

実行結果

スカラー型の文字列表現...
i
d
D
S
O

整数型の文字列表現...
h
i
l

浮動小数点型の文字列表現...
e
f
d

結果の解説

出力された各文字は、NumPyにおけるdtypeの型コードを表しています。

  • i / h / l:符号付き整数型(int16は「h」、int32は「i」、int64は「l」)
  • e / f / d:浮動小数点型(float16は「e」、float32は「f」、float64は「d」)
  • D:複素数型(complex128)
  • S:バイト文字列型
  • O:オブジェクト型

このようにsctype2char()を使えば、NumPyのさまざまなデータ型を短い文字コードで簡単に判別できます。型情報をログに出力したり、条件分岐で型ごとに処理を変えたりする際に活用するとよいでしょう。

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