Python・NumPyで文字列配列の各要素の長さを取得する方法
文字列配列の各要素の長さを要素ごとに取得したい場合は、PythonのNumPyが提供する numpy.char.str_len() メソッドを使用します。このメソッドは、各文字列の長さを格納した整数型の出力配列を返します。
実行手順
まず、必要なライブラリをインポートします。
import numpy as np
次に、1次元の文字列配列を作成します。
arr = np.array(['Amy', 'Scarlett', 'Katie', 'Brad', 'Tom'])
作成した配列を表示してみましょう。
print("Array...\n",arr)配列のデータ型を確認します。
print("\nArray datatype...\n",arr.dtype)配列の次元数を取得します。
print("\nArray Dimensions...\n",arr.ndim)配列の形状(shape)を確認します。
print("\nOur Array Shape...\n",arr.shape)配列に含まれる要素の総数を取得します。
print("\nNumber of elements in the Array...\n",arr.size)ここからが本題です。文字列配列の各要素の長さを要素ごとに返すには、numpy.char.str_len() メソッドを使用します。
print("\nResult (length element-wise)...\n",np.char.str_len(arr))完全なサンプルコード
import numpy as np
# 1次元の文字列配列を作成
arr = np.array(['Amy', 'Scarlett', 'Katie', 'Brad', 'Tom'])
# 配列を表示
print("Array...\n",arr)
# データ型を取得
print("\nArray datatype...\n",arr.dtype)
# 配列の次元数を取得
print("\nArray Dimensions...\n",arr.ndim)
# 配列の形状を取得
print("\nOur Array Shape...\n",arr.shape)
# 配列の要素数を取得
print("\nNumber of elements in the Array...\n",arr.size)
# numpy.char.str_len()メソッドで各要素の長さを要素ごとに取得
# このメソッドは整数の出力配列を返す
print("\nResult (length element-wise)...\n",np.char.str_len(arr))実行結果
Array... ['Amy' 'Scarlett' 'Katie' 'Brad' 'Tom'] Array datatype... <U8 Array Dimensions... 1 Our Array Shape... (5,) Number of elements in the Array... 5 Result (length element-wise)... [3 8 5 4 3]
解説
実行結果を見ると、np.char.str_len(arr) は元の配列と同じ形状の整数配列 [3 8 5 4 3] を返していることがわかります。これは「Amy」が3文字、「Scarlett」が8文字、「Katie」が5文字、「Brad」が4文字、「Tom」が3文字であることを示しています。
なお、配列のデータ型が <U8 となっているのは、NumPyがUnicode文字列を扱う際に最も長い要素(この場合は「Scarlett」の8文字)に合わせて内部的なバッファサイズを決めるためです。ただし、str_len() が返すのは実際の文字数であり、バッファサイズではない点に注意してください。
-
【Python NumPy】char.find()で各要素ごとに部分文字列が見つかる最小インデックスを取得する方法
文字列の中で部分文字列(sub)が最初に見つかった位置(最小インデックス)を取得するには、Python NumPyのnumpy.char.find()メソッドを使用します。このメソッドは整数型(int)の出力配列を返し、部分文字列が見つからなかった場合は-1を返します。第1引数には入力配列を、第2引数には検索対象となる部分文字列を指定します。手順まず、必要なライブラリをインポートします。import numpy as np文字列の1次元配列を作成します。arr = np.array(['KATIE', 'JOHN', 'KATE', 'A
-
Python文字列の最大長はどれくらい?メモリと環境による上限を解説
Python文字列の最大長は環境によって決まるPythonにおける文字列の最大長は、理論上の上限よりも、実際に利用できるメモリ容量とPythonの実行環境(32ビットか64ビットか)によって決まります。言語仕様上、文字列の長さは Py_ssize_t 型で管理されており、64ビット環境では最大約9.2×1018(263-1)文字まで扱えることになっています。しかし、現実的にはこの上限に達する前にメモリが足りなくなります。64ビット環境の場合64ビット版のPythonを搭載し、64GBのメモリを備えたマシンであれば、約63GB程度の巨大な文字列でも十分に扱うことが可能です。さらにメモリを増設すれ