Javaで九九(掛け算の表)を出力するプログラムの作成方法
はじめに
本記事では、Javaを使って九九(掛け算の表)を出力するプログラムの作成方法を解説します。九九表は、forループを使って入力した数値に対して10回の繰り返し処理を行い、各反復ごとに1から10までの数値を掛け合わせることで簡単に生成できます。
まずは、実際の動作イメージを確認してみましょう。
入力例
ここでは、次の値を入力した場合を想定します。
Input : 16
出力例
上記の入力に対する期待される出力は以下の通りです。
The multiplication table of 16 is : 16 * 1 = 16 16 * 2 = 32 16 * 3 = 48 16 * 4 = 64 16 * 5 = 80 16 * 6 = 96 16 * 7 = 112 16 * 8 = 128 16 * 9 = 144 16 * 10 = 160
アルゴリズム
九九表を生成するための基本的な手順は以下の通りです。
Step 1 – 処理を開始する Step 2 – 整数型の変数 my_input と i を宣言する Step 3 – ユーザーから値を読み込む、または値をあらかじめ定義しておく Step 4 – forループで1から10まで繰り返し、各反復で入力値に1〜10の数値を掛ける Step 5 – 各反復の結果を画面に表示する Step 6 – 処理を終了する
例1:ユーザーからの入力を受け取る場合
この例では、Scannerクラスを使ってユーザーからの入力を受け付けます。キーボードから任意の数値を入力すると、その数値の九九表が表示されます。オンラインの実行環境でも手軽に試すことができます。
import java.util.Scanner;
public class MultiplicationTable {
public static void main(String[] args) {
int my_input, i;
my_input = 16;
System.out.println("Required packages have been imported");
Scanner my_scanner = new Scanner(System.in);
System.out.println("A reader object has been defined ");
System.out.print("Enter a number : ");
my_input = my_scanner.nextInt();
System.out.println("The multiplication table of " +my_input + " is :");
for(i = 1; i <= 10; ++i){
System.out.printf("%d * %d = %d \n", my_input, i, my_input * i);
}
}
}実行結果
Required packages have been imported A reader object has been defined Enter a number : 16 The multiplication table of 16 is : 16 * 1 = 16 16 * 2 = 32 16 * 3 = 48 16 * 4 = 64 16 * 5 = 80 16 * 6 = 96 16 * 7 = 112 16 * 8 = 128 16 * 9 = 144 16 * 10 = 160
ポイント解説
- import java.util.Scanner; … キーボード入力を受け取るためにScannerクラスをインポートします。
- my_scanner.nextInt(); … 入力された整数値を読み込み、変数に格納します。
- System.out.printf("%d * %d = %d \n", ...) … フォーマット指定子
%dを使って、整数値を整形して出力します。
例2:値を事前に定義しておく場合
この例では、整数値があらかじめ定義されており、その値を読み取ってコンソールに表示します。入力処理が不要なため、ロジックの確認や動作テストに便利です。
public class MultiplicationTable {
public static void main(String[] args) {
int my_input, i;
my_input = 16;
System.out.println("The number is defined as " +my_input);
System.out.println("The multiplication table of " +my_input + " is :");
for(i = 1; i <= 10; ++i){
System.out.printf("%d * %d = %d \n", my_input, i, my_input * i);
}
}
}実行結果
The number is defined as 16 The multiplication table of 16 is : 16 * 1 = 16 16 * 2 = 32 16 * 3 = 48 16 * 4 = 64 16 * 5 = 80 16 * 6 = 96 16 * 7 = 112 16 * 8 = 128 16 * 9 = 144 16 * 10 = 160
まとめ
このように、forループとprintfメソッドを組み合わせるだけで、シンプルな九九表を生成するプログラムを作成できます。ユーザー入力に対応させたい場合はScannerクラスを利用しましょう。また、ループの範囲を変更すれば、1から20までの掛け算表などへの応用も可能です。
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