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MySQLクエリでOR文が多すぎるのを避けるには?IN()の活用方法を解説

MySQLでは、複数の条件を指定するときにOR文を何度も繰り返し書くと、クエリが長くなり読みにくくなります。そんなときはIN()を使うことで、クエリをシンプルかつ効率的に記述できます。この記事では、実際にテーブルを作成し、IN()の使い方を実行例とともにわかりやすく解説します。

サンプルテーブルを作成する

まず、動作確認用のテーブルを作成しましょう。以下のコマンドで「DemoTable」を作成します。

mysql> create table DemoTable
(
    Id int NOT NULL AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY,
    Name varchar(40)
);
Query OK, 0 rows affected (0.89 sec)

テストデータを挿入する

次に、INSERT文を使っていくつかのレコードを登録します。

mysql> insert into DemoTable(Name) values('Chris');
Query OK, 1 row affected (0.13 sec)
mysql> insert into DemoTable(Name) values('Robert');
Query OK, 1 row affected (0.21 sec)
mysql> insert into DemoTable(Name) values('Mike');
Query OK, 1 row affected (0.10 sec)
mysql> insert into DemoTable(Name) values('Sam');
Query OK, 1 row affected (0.09 sec)
mysql> insert into DemoTable(Name) values('David');
Query OK, 1 row affected (0.14 sec)

登録したデータを確認する

SELECT文ですべてのレコードを表示してみましょう。

mysql> select *from DemoTable;

実行結果は以下の通りです。

+----+--------+
| Id | Name   |
+----+--------+
|  1 | Chris  |
|  2 | Robert |
|  3 | Mike   |
|  4 | Sam    |
|  5 | David  |
+----+--------+
5 rows in set (0.00 sec)

IN()を使ってOR文を置き換える

たとえば「Idが1、3、5のいずれかに該当するレコードを取得したい」場合、通常は次のようにOR文を並べることになります。

SELECT * FROM DemoTable WHERE Id = 1 OR Id = 3 OR Id = 5;

しかし、条件が増えるほどクエリは長大化し、保守性も低下してしまいます。そこで活躍するのがIN()です。IN()は「括弧内の値のいずれかに一致するかどうか」を判定する演算子で、複数のOR条件を1つの記述にまとめられます。

mysql> select *from DemoTable where Id IN(1,3,5);

実行結果は以下の通りです。

+----+-------+
| Id | Name  |
+----+-------+
|  1 | Chris |
|  3 | Mike  |
|  5 | David |
+----+-------+
3 rows in set (0.00 sec)

まとめ

IN()を使えば、Id = 1 OR Id = 3 OR Id = 5 のような冗長なOR文を「Id IN(1,3,5)」という簡潔な形に置き換えられます。条件の追加・削除もカンマ区切りのリストを編集するだけで済むため、可読性とメンテナンス性が大きく向上します。MySQLで複数条件を扱う際は、ぜひIN()の活用を検討してみてください。

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