MySQLイベントスケジューラの起動・停止方法をわかりやすく解説
MySQLイベントスケジューラは、バックグラウンドで常時稼働し、実行すべきイベントを監視し続けるプロセスです。イベントを作成・スケジュールする前に、まずこのスケジューラを起動しておく必要があります。
イベントスケジューラを起動する方法
以下のステートメントを実行することで、イベントスケジューラを起動できます。
mysql> SET GLOBAL event_scheduler = ON; Query OK, 0 rows affected (0.07 sec)
スケジューラの動作状況を確認する方法
起動後、次のステートメントを使えば、MySQLのプロセスリストでスケジューラの状態を確認できます。
mysql> SHOW PROCESSLIST\G
*************************** 1. row ***************************
Id: 3
User: root
Host: localhost:49500
db: query
Command: Query
Time: 0
State: starting
Info: SHOW PROCESSLIST
*************************** 2. row ***************************
Id: 4
User: event_scheduler
Host: localhost
db: NULL
Command: Daemon
Time: 11
State: Waiting on empty queue
Info: NULL
2 rows in set (0.06 sec)
出力例では、「event_scheduler」というユーザー名でコマンドが「Daemon」として表示されている行が、イベントスケジューラのプロセスに該当します。「Waiting on empty queue」という状態は、現在実行待ちのイベントが存在しないことを示しています。
イベントスケジューラを停止する方法
不要になった場合は、以下のステートメントでイベントスケジューラを停止できます。
mysql> SET GLOBAL event_scheduler = OFF; Query OK, 0 rows affected (0.07 sec)
注意点:設定の永続化について
SET GLOBALによる変更は一時的なものであり、MySQLサーバーを再起動すると元の状態に戻ってしまいます。再起動後も自動的に有効化したい場合は、設定ファイル(my.cnf または my.ini)に「event_scheduler=ON」を記述しておきましょう。また、この設定変更にはSUPER権限が必要となる点にも注意してください。
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