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MySQLのプリペアドステートメントでSQLの実行結果を変数に代入する方法

MySQLでは、プリペアドステートメントの実行結果を直接変数に代入することはできません。しかし、ストアドプロシージャを利用することで、この課題を解決できます。本記事では、その具体的な手順をサンプルコードとともに解説します。

前提:テーブルの作成とデータの準備

まず、動作確認用のテーブルを作成します。

mysql> create table DemoTable(Id int, Name varchar(100));
Query OK, 0 rows affected (1.51 sec)

続いて、insertコマンドでサンプルデータを挿入します。

mysql> insert into DemoTable values(10,'John');
Query OK, 1 row affected (0.17 sec)
mysql> insert into DemoTable values(11,'Chris');
Query OK, 1 row affected (0.41 sec)

select文で登録されたデータを確認してみましょう。

mysql> select *from DemoTable;

実行結果は以下のとおりです。

+------+-------+
| Id | Name |
+------+-------+
| 10 | John |
| 11 | Chris |
+------+-------+
2 rows in set (0.00 sec)

プリペアドステートメントの結果を変数に代入する手順

ポイントは、SQL文中で SELECT ... INTO @変数名 を使うことです。以下のようにストアドプロシージャを作成します。

mysql> DELIMITER //
mysql> CREATE PROCEDURE Prepared_Statement_Demo( nameOfTable VARCHAR(20), IN nameOfColumn VARCHAR(20), IN idColumnName INT)
BEGIN
    SET @holdResult=CONCAT('SELECT ', nameOfColumn, ' INTO @value FROM ', nameOfTable, ' WHERE id = ', idColumnName);
      PREPARE st FROM @holdResult;
      EXECUTE st;
      DEALLOCATE PREPARE st;
    END //
Query OK, 0 rows affected (0.20 sec)
mysql> DELIMITER ;

このプロシージャの仕組みは以下のとおりです。

  • CONCAT関数:テーブル名・カラム名・IDを組み合わせて、動的なSELECT文を文字列として生成します。
  • PREPARE:生成したSQL文字列をプリペアドステートメントとして準備します。
  • EXECUTE:準備したステートメントを実行し、結果を @value に代入します。
  • DEALLOCATE PREPARE:使用済みのステートメントを解放してリソースを整理します。

ストアドプロシージャの実行

callコマンドでストアドプロシージャを呼び出します。ここでは、テーブル「DemoTable」のカラム「Name」から、Idが10のレコードの値を取得します。

mysql> call Prepared_Statement_Demo('DemoTable','Name',10);
Query OK, 0 rows affected, 2 warnings (0.00 sec)

最後に、変数 @value の値を確認します。

mysql> select @value;

実行結果は以下のとおりです。

+--------+
| @value |
+--------+
| John |
+--------+
1 row in set (0.00 sec)

まとめ

このように、ストアドプロシージャ内で SELECT ... INTO を含む動的SQLをプリペアドステートメントとして実行することで、クエリの結果をセッションユーザー変数に格納できます。テーブル名やカラム名を動的に指定したい場合に非常に便利なテクニックなので、ぜひ活用してみてください。

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