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MySQLクライアントでテキストファイルからSQLステートメントを実行する方法

MySQLクライアント(mysqlコマンド)は、通常は対話形式で使用されますが、テキストファイルに保存したSQLステートメントを読み込んで実行することも可能です。この記事では、その具体的な方法を解説します。

対話形式での基本的な使い方

まず、mysqlクライアントを対話的に起動する一般的な方法を見てみましょう。

shell> mysql db_name

このようにコマンドを実行すると、指定したデータベース(db_name)に接続し、対話形式でSQLステートメントを入力できる状態になります。

テキストファイルにSQLステートメントを記述する

実行したいSQLステートメントをあらかじめテキストファイルに保存しておき、そのファイルから入力を読み込ませることもできます。まず、実行したいステートメントを含むテキストファイル(text_file)を作成します。

作成したファイルを使ってSQLを実行するには、以下のようにリダイレクト(<)を使用します。

shell> mysql db_name < text_file

データベース名の指定を省略する方法

テキストファイルの先頭に「USE db_name」ステートメントを記述しておけば、コマンドラインでデータベース名を指定する必要はありません。

shell> mysql < text_file

この方法は、複数のデータベースに対する処理を1つのスクリプトファイルにまとめたい場合などにも便利です。

mysql起動中にスクリプトファイルを実行する

すでにmysqlクライアントを起動している場合は、「source」コマンドまたは「\.」コマンドを使ってSQLスクリプトファイルを実行できます。

mysql> source file_name
mysql> \. file_name

どちらのコマンドも同じ動作をしますので、好みの方を使用してください。

進行状況を表示するテクニック

長いスクリプトを実行する際に、処理の進行状況を画面に表示させたい場合があります。そのようなときは、以下のようなSELECTステートメントをスクリプト内に挿入すると便利です。

SELECT '<info_to_display>' AS ' ';

出力結果

<info_to_display>

このように、任意のメッセージを出力させることで、スクリプトのどこまで処理が進んだかを確認しやすくなります。

--verboseオプションの活用

mysqlクライアントを「--verbose」オプション付きで起動すると、各ステートメントが実行される前に、その内容が結果とともに表示されるようになります。スクリプトのデバッグや動作確認の際に役立ちます。

BOM(バイトオーダーマーク)に関する注意点

mysqlクライアントは、入力ファイルの先頭にあるUnicodeのバイトオーダーマーク(BOM)文字を無視します。この点について、いくつか押さえておきたいポイントがあります。

  • 以前のバージョンでは、BOMが読み込まれてサーバーに送信されてしまい、構文エラーの原因となっていました。
  • BOMが存在しても、mysqlのデフォルト文字セットが変更されることはありません。
  • 文字セットを明示的に指定したい場合は、「--default-character-set=utf8」などのオプションを付けてmysqlを起動します。

これらの機能を活用すれば、SQLスクリプトの実行を効率化し、バッチ処理や定期タスクへの組み込みもスムーズに行えます。

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