MySQLでIF-ELSE文を実現する方法!CASE式を使った条件分岐の書き方
MySQLでは、プログラミング言語のようなIF-ELSE文を直接記述することはできませんが、CASE式を使うことで同じように条件分岐を実現できます。CASE式では、指定した条件が真(true)か偽(false)かを評価し、その結果に応じて異なる値を返します。
それでは、具体的な例を見ていきましょう。
1. テーブルの作成
まず、CREATEコマンドを使用してテーブルを作成します。
mysql> create table IfelseDemo - > ( - > id int, - > FirstName varchar(100) - > ); Query OK, 0 rows affected (0.46 sec)
2. レコードの挿入
次に、INSERTコマンドを使ってレコードを挿入します。
mysql> insert into IfelseDemo values(1,'John'); Query OK, 1 row affected (0.13 sec) mysql> insert into IfelseDemo values(2,'Carol'); Query OK, 1 row affected (0.31 sec) mysql> insert into IfelseDemo values(3,'John'); Query OK, 1 row affected (0.11 sec) mysql> insert into IfelseDemo values(4,'Carol'); Query OK, 1 row affected (0.14 sec) mysql> insert into IfelseDemo values(5,'John'); Query OK, 1 row affected (0.11 sec)
3. レコードの確認
SELECT文ですべてのレコードを表示してみましょう。
mysql> select *from IfelseDemo;
出力結果は以下の通りです。
+------+-----------+ | id | FirstName | +------+-----------+ | 1 | John | | 2 | Carol | | 3 | John | | 4 | Carol | | 5 | John | +------+-----------+ 5 rows in set (0.00 sec)
4. CASE式によるIF-ELSEの実装
ここからが本題です。IF-ELSEのように動作するクエリをCASE式で記述すると、以下のようになります。「idが2かつFirstNameが'Carol'」という条件が真の場合は「Welcome Carol」を返し、それ以外の場合は「You are not Carol with id 2」を返します。
mysql> SELECT id, FirstName, (case when (id = 2 and FirstName = 'Carol') - > then - > 'Welcome Carol' - > else - > 'You are not Carol with id 2' - > end) as Message from IfelseDemo;
実行結果は以下の通りです。
+------+-----------+-----------------------------+ | id | FirstName | Message | +------+-----------+-----------------------------+ | 1 | John | You are not Carol with id 2 | | 2 | Carol | Welcome Carol | | 3 | John | You are not Carol with id 2 | | 4 | Carol | You are not Carol with id 2 | | 5 | john | You are not Carol with id 2 | +------+-----------+-----------------------------+ 5 rows in set (0.00 sec)
まとめ
このように、MySQLではCASE式の「WHEN〜THEN〜ELSE〜END」という構文を使うことで、IF-ELSEと同様の条件分岐をSELECT文の中で実現できます。id=2かつFirstName='Carol'である行だけ「Welcome Carol」と表示され、それ以外の行にはELSE句で指定したメッセージが表示されていることが確認できます。複数の条件を分けたい場合はWHEN句を追加していくことで、より柔軟な分岐処理も可能です。
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