ターミナル(コマンドプロンプト)からMySQLデータベースにSQLファイルを実行する方法
MySQLデータベースでSQLファイルを実行したい場合、コマンドライン(ターミナルやコマンドプロンプト)から簡単に実行できます。この記事では、具体的な手順をスクリーンショット付きの手順解説に沿って紹介します。
SQLファイルを実行するための基本構文
データベースにSQLファイルをインポート・実行するには、以下の構文を使用します。
mysql -u ユーザー名 -p データベース名 < ファイル名.sql
各オプションの意味は以下のとおりです。
- -u:MySQLに接続するユーザー名を指定します
- -p:パスワード入力を求めるプロンプトを表示します
- <:指定したSQLファイルの中身を標準入力として渡します
実際の手順:Windowsのコマンドプロンプトで実行する
それでは、Windows環境での具体的な操作手順を見ていきましょう。
1. コマンドプロンプトを開く
キーボードの「Windows + R」ショートカットキーを使って、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。

「OK」ボタンを押すと、コマンドプロンプトが起動します。

2. MySQLのbinディレクトリへ移動する
次に、cdコマンドでMySQLがインストールされているbinディレクトリへ移動します。mysqlコマンドは通常、このディレクトリ内に配置されています。

3. SQLファイルを確認する
ここでは、binディレクトリ直下に配置した「mydb.sql」というSQLファイルを使用します。テーブル作成やデータ挿入のクエリが記述されています。

4. SQLファイルを実行する
先ほど説明した構文に従い、以下のようにコマンドを入力してSQLファイルを実行します。パスワードの入力を求められるので、設定したパスワードを入力してください。

実行結果の確認方法
SQLファイルが正しく実行されたかどうか、実際にテーブルが作成されているかを確認してみましょう。
1. データベースに接続する
まず、USEコマンドで対象の「test」データベースに切り替えます。
mysql> Use test
2. テーブルの存在を確認する
SHOW TABLESなどで、「Instructor」テーブルがtestデータベース内に作成されているか確認します。

しっかりとInstructorテーブルが作成されていますね。
3. データが挿入されているか確認する
次に、SELECT文でテーブル内のレコードが正しく挿入されているかを確認します。
mysql> select * from instructor;
実行結果は以下のとおりです。
+----+-------+ | id | Name | +----+-------+ | 1 | John | | 2 | Larry | | 3 | Sam | +----+-------+ 3 rows in set (0.00 sec)
3件のレコードが正常に登録されていることがわかります。
まとめ
このように、mysql -u ユーザー名 -p データベース名 < SQLファイル名という一行のコマンドだけで、大量のSQLクエリをまとめて実行できます。ダンプファイルの復元や初期データの投入など、日常的なデータベース管理作業で非常に便利なテクニックなので、ぜひ覚えておきましょう。
-
JDBCでデータベースからファイル(CLOB)を取得する方法
JDBCでデータベースからファイルを取得するには?データベースには、ファイルの内容をCLOB型として格納することが一般的です。ResultSetインターフェースには、このCLOB型のデータを取得するためのgetClob()メソッドとgetCharacterStream()メソッドが用意されています。どちらのメソッドも、引数として列のインデックスを表す整数、または列名を表す文字列を受け取り、指定された列の値を取得します。両者の違いは、getClob()メソッドがClobオブジェクトを返すのに対し、getCharacterStream()メソッドはCLOB型の内容を保持するReaderオブジェクト
-
スクリプトファイルからSQL Serverへデータをインポートする方法【SSMS活用ガイド】
こんにちは!これまでの記事では、SQL Serverのインストール方法や、SSMS(SQL Server Management Studio)を使ったSQL Serverへの接続方法、さらに基本的な操作について解説してきました。 今回は、スクリプトファイル(SQL文が記述されたファイル)を開いて実行し、テーブルを作成してサンプルデータをSQL Serverに挿入する方法を、SSMSを使いながら一緒に学んでいきましょう。 #1. データベースの設計 データベース管理システムを扱う上で、データベースの設計を理解し把握することは非常に重要です。設計を正しく理解していれば、テーブル構造やリレーション