MySQLのSETステートメントでSELECT結果をユーザー変数に代入する方法
SETステートメントとサブクエリを組み合わせた変数への代入
MySQLでは、SETステートメントを使ってSELECT文の実行結果をユーザー変数に代入することができます。その際のポイントは、SELECT文を括弧( )で囲んだサブクエリとして記述することです。また、この方法を使うためには、SELECT文が必ず単一の値(1行1列)を返す必要があるという条件があります。
サンプルデータ:Tenderテーブル
ここでは、以下のような「Tender」テーブルのデータを使って具体的な使い方を確認していきます。
mysql> select * from Tender; +----+---------------+--------------+ | Sr | CompanyName | Tender_value | +----+---------------+--------------+ | 1 | Abc Corp. | 250.369003 | | 2 | Khaitan Corp. | 265.588989 | | 3 | Singla group. | 220.255997 | | 4 | Hero group. | 221.253006 | | 5 | Honda group | 225.292266 | +----+---------------+--------------+ 5 rows in set (0.04 sec)
SETステートメントで最大値を変数に代入する例
次のクエリでは、tender_value列の最大値を小数点第2位で四捨五入し、その結果をユーザー変数「@Val_Max」に代入しています。
mysql> SET @Val_Max = (SELECT ROUND(MAX(tender_value),2) from tender); Query OK, 0 rows affected (0.00 sec) mysql> Select @Val_Max; +----------+ | @Val_Max | +----------+ | 265.59 | +----------+ 1 row in set (0.00 sec)
解説
この例では、MAX()関数によってTender_value列の最大値「265.588989」を取得し、ROUND()関数で小数点第2位に丸めることで「265.59」という単一の値を返しています。SETステートメントは、このサブクエリの結果をそのまま@Val_Maxに格納します。
その後、「Select @Val_Max;」を実行すれば、変数に保存された値を簡単に確認できます。このように、集計結果や計算結果を一時的に保持したい場合に、SETステートメントとサブクエリの組み合わせは非常に便利です。
なお、サブクエリが複数の行や列を返すような場合にはエラーになるため、代入に使うSELECT文は必ず1つの値だけを返すように設計する必要があります。MIN()、MAX()、COUNT()、SUM()などの集計関数と組み合わせると、単一の値を確実に返せるため、この手法と相性が良いでしょう。
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