JSPで数値を解析するには?fmt:parseNumberタグの使い方を解説
JSTLの<fmt:parseNumber>タグは、数値・パーセンテージ・通貨などの文字列を解析(パース)し、プログラム内で扱える数値に変換するために使用します。ユーザーの入力値や外部データを数値として処理したい場合に非常に便利なタグです。
<fmt:parseNumber>タグの主な属性
<fmt:parseNumber>タグには、以下の属性が用意されています。
| 属性 | 説明 | 必須 | デフォルト値 |
|---|---|---|---|
| value | 読み取り(解析)対象となる数値 | いいえ | タグのボディ内容 |
| type | NUMBER(数値)、CURRENCY(通貨)、PERCENT(パーセント)のいずれか | いいえ | number |
| parseLocale | 数値を解析する際に使用するロケール | いいえ | デフォルトのロケール |
| integerOnly | 整数として解析する場合はtrue、浮動小数点数として解析する場合はfalse | いいえ | false |
| pattern | カスタムの解析パターン | いいえ | なし |
| timeZone | 表示する日付のタイムゾーン | いいえ | デフォルトのタイムゾーン |
| var | 解析結果の数値を格納する変数名 | いいえ | ページに直接出力 |
| scope | 変数を格納するスコープ | いいえ | page |
pattern属性は、<fmt:formatNumber>タグのpattern属性とまったく同じように動作します。ただし、書式化ではなく解析を行う場合、pattern属性は「どのような形式の文字列を受け取るか」をパーサーに伝える役割を果たすという点に注意してください。
サンプルコード
ここでは、実際に<fmt:parseNumber>タグを使って数値を解析する例を見ていきましょう。
<%@ taglib prefix = "c" uri = "https://java.sun.com/jsp/jstl/core" %>
<%@ taglib prefix = "fmt" uri = "https://java.sun.com/jsp/jstl/fmt" %>
<html>
<head>
<title>JSTL fmt:parseNumber タグ</title>
</head>
<body>
<h3>数値の解析:</h3>
<c:set var = "balance" value = "1250003.350" />
<fmt:parseNumber var = "i" type = "number" value = "${balance}" />
<p>解析結果 (1) : <c:out value = "${i}" /></p>
<fmt:parseNumber var = "i" integerOnly = "true"
type = "number" value = "${balance}" />
<p>解析結果 (2) : <c:out value = "${i}" /></p>
</body>
</html>
上記のコードを実行すると、次のような結果が出力されます。
数値の解析: 解析結果 (1) : 1250003.35 解析結果 (2) : 1250003
実行結果のポイント
1つ目の出力では、type="number"を指定して文字列「1250003.350」をそのまま数値として解析しているため、「1250003.35」と表示されます。
一方、2つ目の出力ではintegerOnly="true"を指定しています。この場合、小数点以下は切り捨てられ、整数部分のみが抽出されて「1250003」と表示されます。金額の計算などで整数部分だけが必要な場面で活用できます。
なお、var属性を省略した場合、解析結果は変数に格納されず、ページに直接出力されます。用途に応じて使い分けるとよいでしょう。
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