【JSP入門】宣言(Declaration)でクラスのオブジェクトを宣言する方法
JSP宣言(Declaration)とは
JSP宣言は、JSPファイルから生成されるサーブレットのクラスレベルで、変数やメソッドを1つ以上定義するための仕組みです。ここで宣言した変数やメソッドは、そのJSPファイル内の後続のJavaコード(スクリプトレットや式など)から自由に利用できます。
重要なルールとして、変数やメソッドはJSPファイル内で実際に使用する前に必ず宣言しておく必要があります。使用箇所より後で宣言するとエラーになるため、宣言はページの先頭付近にまとめて記述するのが一般的です。
JSP宣言の基本構文
JSP宣言は、以下の構文で記述します。
<%! declaration; [ declaration; ]+ ... %>
このように、<%! と %> の間に宣言したい変数やメソッドを記述します。セミコロンで区切ることで、複数の宣言を一度に行うことも可能です。
また、同じ内容はXML構文を使って次のように書くこともできます。
<jsp:declaration>
コード断片
</jsp:declaration>
オブジェクト宣言の具体例
次の例では、JSP宣言を使ってCircleクラスのオブジェクトを宣言し、同時にインスタンス化しています。
<%! Circle a = new Circle(2.0); %>
このように宣言された変数 a は、以降のスクリプトレット(<% %>)やJSP式(<%= %>)の中で参照・操作できるようになります。
補足:宣言のスコープと注意点
JSP宣言内で定義された変数は、生成されるサーブレットのインスタンス変数として扱われます。そのため、複数のリクエスト間で値が共有され、マルチスレッド環境下では競合が発生する可能性があります。リクエストごとに独立した値を扱いたい場合は、ローカル変数としてスクリプトレット内で宣言するか、スレッドセーフな設計を心がけましょう。
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