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情報プライバシーにおける「収集」の特徴とは?基本原則をわかりやすく解説

収集(コレクション)とは何か?

「収集(コレクション)」は、インシデントレスポンダーが攻撃のプロセスを把握し、攻撃者を追跡するうえで不可欠な重要な知識です。そのため、インシデントレスポンダーは、証拠がどこに存在するのか、そしてそれをどのように収集すればよいのかを正しく理解しておく必要があります。

このセクションで扱う主なトピック

本セクションでは、以下の内容について解説します。

  • 証拠の収集と保護の方法
  • 物理的証拠の収集
  • 電源が入った状態のコンピュータの管理
  • 電源が切れた状態のコンピュータの管理
  • ネットワークに接続されたコンピュータの管理
  • 開いているファイルやスタートアップファイルの管理
  • オペレーティングシステムのシャットダウン手順
  • ソーシャルネットワークからの証拠の集約

情報プライバシー原則(IPP)の概要

情報プライバシーは、機関(部門)が個人情報をどのように取り扱うべきかを規定するものです。機関には、情報プライバシー原則(IPP)に沿って実務を最大限に整備し、具体的な業務の状況に照らして、既存の実務を見直す必要があるかどうかを判断することが求められます。このプロセスでは、プライバシーの保護と、対立する利害関係や行政上のニーズとのバランスを取ることが必要になる場合があります。

機関が収集してよいのは、機関の目的や活動の遂行に必要な個人情報のみです。個人情報は、合法的かつ適度な範囲で、かつ過度に立ち入らない方法で収集されなければなりません。また、該当する場合は、本人から直接情報を収集することが望ましいとされています。この原則には、以下の要件が含まれます。

個人情報収集の基本原則

  • 機関は、その機能または活動の一つ以上にとって情報が必要でない限り、個人情報を収集してはなりません。

  • 機関は、合法的かつ公正な手段によってのみ個人情報を収集し、不当に立ち入るような方法で収集してはなりません。

  • 機関が本人から個人情報を収集する時点、またはそれより前(それが不可能な場合は、可能な限り速やかに)に、機関は本人が以下の事項をすべて認識していることを確認するための合理的な措置を講じる必要があります。

    • 組織の身元および連絡先
    • 本人がその情報にアクセスできるという事実
    • 情報が収集される目的
    • 機関が通常、同種の情報を開示する相手となる個人・団体、またはその種別
    • 当該情報の収集を義務付ける法律(存在する場合)
    • 情報の全部または一部が提供されなかった場合に本人に生じうる主な結果(ある場合)
  • 合理的かつ実行可能である場合、機関は個人に関する個人情報を、本人から直接収集しなければなりません。

  • 機関が第三者から個人に関する個人情報を収集する場合には、その本人が上記の事項を認識している(または認識させられた)ことを確認するための合理的な措置を講じる必要があります。ただし、本人にこれらの事項を知らせることにより、本人または第三者の生命・健康に対して重大な脅威が生じるおそれがある場合は、この限りではありません。

まとめ

証拠の適切な収集はインシデント対応の成否を左右する重要な要素であり、同時に個人情報の取り扱いにおいては情報プライバシー原則(IPP)の遵守が不可欠です。必要最小限の情報を、合法的かつ公正な方法で収集し、本人への適切な通知を徹底することで、証拠収集とプライバシー保護の両立を図ることができます。

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