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EAIソフトウェア選定チェックリスト:押さえておきたい10の基準

EAI(Enterprise Application Integration/エンタープライズ・アプリケーション・インテグレーション)とは、IT基盤を構成するさまざまな要素——人、ソフトウェア、プラットフォーム、データベース——を統合的に連携させ、企業内外で安全なコラボレーションを実現するための手法です。

EAIソリューションを活用することで、組織は社内の業務プロセスだけでなく、ビジネスパートナーとの対外プロセスも統合でき、現在および将来のビジネス要件に柔軟に対応できる動的な環境を構築できます。その結果、部門やシステムの垣根を越えた「ユニバーサルな組織」が実現します。

EAIソフトウェアを選定する際には、以下の基準をチェックリストとして確認することが重要です。

EAIソフトウェアチェックリストの10の基準

1. トポロジ非依存性

統合プロセスを接続するための構造は、パフォーマンス、タイミング要件、イベント調整など、複数の要因によって左右されます。そのため、EAIソフトウェアは特定のトポロジに縛られない柔軟性を持っている必要があります。

2. 複数OSへの対応

ビジネスプロセスは、特定のプラットフォームに依存しない形で運用されるべきです。したがって、EAIソフトウェアはどのようなプラットフォーム上でもプロセスを実装できるだけの柔軟性が求められます。

3. 複数ミドルウェアシステムへの対応

EAIソフトウェアは、データ共有のための基盤技術ではなく、ビジネスプロセスそのものに焦点を当てるべきです。MOM(メッセージ指向ミドルウェア)、パブリッシュ/サブスクライブ型ミドルウェア、ORBなど、主要なミドルウェア要素に対する事前構築済みのアダプタ機能を備えていることが理想的です。

4. データベースやファイルへの接続

EAIソフトウェアは、メッセージルーティング機能に加えて、データベース、ファイル、メールシステムなどへの直接アクセスも別途の手順なしに提供すべきです。つまり、これらのアクセスが統合プロセスの一部としてシームレスに組み込まれていることが重要です。

5. コンテンツベースのアプリケーションアダプタ

EAIソフトウェアは、ソフトウェアのメタデータからアダプタを作成・管理できるだけでなく、意味論(セマンティクス)や構文を含む記述にも対応し、コーディング作業を不要にする必要があります。

6. プロセスフロー制御

EAIアプリケーションは、プロセスを直感的に定義できるグラフィカル環境を備えるとともに、イベントの受信確認、トリガー実行、データの論理的ルーティング、そして統合スキーム全体におけるトランザクション整合性の確保を実現する機能を持つ必要があります。

7. イベント調整と管理

リアルタイムのイベントによって業務プロセスが起動される場合、それらが一貫性のある協調的な結果をもたらすよう、適切に監視・管理されなければなりません。また、アクティブなリスニング、イベント調整、マルチスレッド処理を支えるランタイム環境も不可欠です。

8. プログラミング不要の統合

EAIソフトウェアは、ビジネスプロセス統合に伴う複雑さを、手作業のコーディングに頼ることなく、ソフトウェア自身が処理できなければなりません。

9. 高性能

ビジネスプロセスには大量のトランザクションや複雑なビジネスルールが伴うことが多いため、EAIソフトウェアはボトルネックを回避できる設計であり、マルチスレッドやマルチプロセッシングといった特性、さらにパフォーマンス監視ツールを備えている必要があります。

10. 実証済みの導入実績

ビジネスプロセス統合はミッションクリティカルなタスクです。そのため、実際に多くのユーザー環境で使用され、信頼性が証明されているEAIソフトウェアを選ぶことで、導入リスクを最小限に抑えることができます。

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