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Grafana用Redisデータソースプラグイン徹底解説:導入から監視ダッシュボード構築まで

Grafanaは、広く知られ多くの現場で活用されているオープンソースのアプリケーション監視ツールです。そして現在、新しい「Grafana用Redisデータソース」プラグインの登場により、GrafanaでRedisを直接扱えるようになりました。

この新機能により、DevOpsエンジニアやデータベース管理者は、すでに使い慣れたツールをそのまま活用して、Redisデータベースやアプリケーションデータを監視するダッシュボードを簡単に作成できます。新しいGrafana用Redisデータソースプラグインでは、RedisTimeSeriesのデータや、Strings(文字列)、Hashes(ハッシュ)、Sets(セット)といったRedisのコアデータ型を可視化できます。さらに、SLOWLOG GETINFOCLIENT LISTなどのRedis管理コマンドの出力も解析して表示することが可能です。

Grafana用Redisデータソースプラグイン徹底解説:導入から監視ダッシュボード構築まで

このシリーズの他の記事もぜひご覧ください。「新しいGrafana用Redisデータソースプラグインの使い方」「Grafana用Redisデータソースで構築された実例3選」も合わせてチェックしてみてください。

Grafana用Redisデータソースの始め方

新しいGrafana用Redisデータソースは、オープンソース版Redis、Redis Enterprise、Redis Enterprise Cloudなど、あらゆるRedisデータベースに接続でき、Grafana 7.0以降で動作します。すでにGrafana 7.0をご利用の場合は、次のgrafana-cliコマンドでデータソースプラグインをインストールできます。

grafana-cli plugins install redis-datasource

Grafanaがまだインストールされていない場合や、まずは新しいデータソースを試してみたいという場合は、Dockerコンテナを使えば手軽にGrafana環境を立ち上げられます。

docker run -d -p 3000:3000 --name=grafana -e "GF_INSTALL_PLUGINS=redis-datasource" grafana/grafana

Grafana用Redisデータソースの設定は、他のGrafanaデータソースと同様にとても簡単です。サーバーアドレスとポートに加えて、データベースのパスワードやTLS(Transport Layer Security)接続など、追加の設定オプションも用意されています。

Grafana用Redisデータソースプラグイン徹底解説:導入から監視ダッシュボード構築まで

初期設定が完了したら、さっそくRedisデータを表示するパネルを作成していきましょう。Redisデータソースプラグインは、「Redisコマンド」「RedisTimeSeriesコマンド」「ユニバーサル入力」という3種類のコマンドタイプに対応しています。

Grafana用Redisデータソースプラグイン徹底解説:導入から監視ダッシュボード構築まで

1. Redisコマンド

Hashes、Sets、Strings、Streamsなど、Redisのコアデータ型を取得するための定義済みコマンドが多数用意されており、コマンドの出力はGrafanaインターフェースで扱いやすいように事前フォーマットされます。このモードでは、SLOWLOG GETINFOCLIENT LISTといったRedis管理コマンドも実行可能です。これらの出力は新しく導入されたデータフレームとして返されるため、Grafanaの変換機能を使って標準出力を柔軟に加工できます。

Grafana用Redisデータソースプラグイン徹底解説:導入から監視ダッシュボード構築まで

2. RedisTimeSeriesコマンド

RedisTimeSeriesモジュールを操作するための専用インターフェースを提供します。現在は、1つまたは複数の時系列から指定範囲を照会できるTS.RANGETS.MRANGEの2つのコマンドに対応しています。以下の例は、GrafanaリポジトリからRedisデータソースがダウンロードされた回数を可視化したものです。

Grafana用Redisデータソースプラグイン徹底解説:導入から監視ダッシュボード構築まで

3. ユニバーサル入力

前述の2つのモードで対応していないその他のコマンドを使用したい場合に活用できます。ただし、利用にあたっては以下の点に注意してください。

  • ユニバーサル入力では、すべてのRedisコマンドがサポートされているわけではありません。
  • コマンドの出力はGrafana向けに事前フォーマットされていないため、一部のGrafana機能が正しく動作しない場合があります。

INFOコマンドによるリアルタイム監視

まずは、新しいGrafanaデータソース向けに構築された「Redis Monitoring Dashboard」をインストールし、実際に操作してみることをおすすめします。

この監視ダッシュボードでは、INFOコマンドの各セクションをGrafanaの変換機能と組み合わせて活用しています。さらに、Redisデータベースのパフォーマンスに影響を与えうる遅いクエリを素早く特定できるSLOWLOGパネルや、クライアント接続の詳細情報を表示するCLIENT LISTパネルも備えています。

Grafana用Redisデータソースプラグイン徹底解説:導入から監視ダッシュボード構築まで

新しいGrafana用Redisデータソースプラグインの活用方法は無限大です。今後数週間にわたり、気象好きの方に向けた楽しいアプリケーションを含む、さらなるサンプルダッシュボードを公開していく予定です。どうぞお楽しみに!

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