スクリプトファイルからSQL Serverへデータをインポートする方法【SSMS活用ガイド】
こんにちは!これまでの記事では、SQL Serverのインストール方法や、SSMS(SQL Server Management Studio)を使ったSQL Serverへの接続方法、さらに基本的な操作について解説してきました。
今回は、スクリプトファイル(SQL文が記述されたファイル)を開いて実行し、テーブルを作成してサンプルデータをSQL Serverに挿入する方法を、SSMSを使いながら一緒に学んでいきましょう。
#1. データベースの設計
データベース管理システムを扱う上で、データベースの設計を理解し把握することは非常に重要です。設計を正しく理解していれば、テーブル構造やリレーションの意図が明確になり、後の作業もスムーズに進められます。
以下は、本記事で使用するサンプルデータベースの設計です。すべてスクリプトとして記述済みなので、配布されているファイルをダウンロードしてそのまま利用できます。
#2. 新しいデータベースを作成する
まず、以前の記事で説明した手順に従って、SSMSからSQL Serverに接続してください。
次に、下図のようにオブジェクトエクスプローラーで「データベース」を右クリックし、「新しいデータベース」を選択して新規データベースを作成します。
スクリプト内でデータベース名を「BikeStores」と定義しているため、データベース名も同じく「BikeStores」に設定しておきましょう。こうすることで、スクリプト実行時のエラーを防ぐことができます。
名前を設定したら「OK」をクリックして次へ進みます。
これで「BikeStores」というデータベースが作成されました。ただし、この時点ではまだ空の状態で、テーブルやデータは何も入っていません。
#3. SSMSでスクリプトファイルを開いて実行する
続いて、スクリプトを開いて実行し、新しく作成したデータベースにテーブルとサンプルデータを追加していきます。
手順:メニューの「ファイル」→「開く」→「ファイル」の順に選択します。ショートカットキーの「Ctrl + O」を使えば、より素早くファイルを開くことができます。
最初のスクリプト(Create Objects)は、データベース内にテーブルを作成するためのものです。まずこのファイルを開いて実行し、テーブルを作成しましょう。
ファイルを開いたら、「実行(Execute)」ボタンをクリックしてスクリプトをコンパイルします。
すると、「テーブル」セクションに設計どおりのすべてのテーブルが作成されていることが確認できます。また、「メッセージ」欄には「コマンドが正常に完了しました」というメッセージが表示されます。
同じ要領で、3番目のスクリプト(Load Data)も実行します。このスクリプトは、データベースの各テーブルにサンプルデータを挿入する役割を担っています。
引き続き「実行(Execute)」をクリックしてスクリプトをコンパイルしましょう。
下図のように「メッセージ」欄を確認すると、データが正常に追加されたことがわかります。
最後に確認として、任意のテーブルを開いてデータが追加されているかチェックしてみましょう。ここでは production.categories テーブルを開いてみます。問題なくデータが表示されれば、インポートは成功です。
#4. まとめ
いかがでしたか?SSMSを使ってスクリプトファイルからSQL Serverにデータをインポートする流れは、思ったよりもシンプルだったのではないでしょうか。
本記事を通じて、スクリプトファイルを使ってテーブルを作成したり、データベースにデータを追加したりする方法をマスターできたかと思います。
実際の開発現場では、データベースをスクリプトファイルとしてエクスポート(書き出し)しておけば、他のマシンに持ち運んで簡単に再現できるため、非常に便利です。チームでの環境構築やバックアップにも役立つテクニックなので、ぜひ覚えておきましょう。
それでは、次回のSQL Server関連の記事でお会いしましょう!
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