SQL ServerのCONTINUEコマンドとは?基本構文と使い方を実例で解説
CONTINUEコマンドは、ループ内のそれ以降に記述された処理をすべてスキップし、ループの先頭にある条件式へ制御を戻すために使用します。つまり、CONTINUE以降の命令は実行されずに無視され、処理がループの冒頭からやり直されるのです。この記事では、SQL ServerにおけるCONTINUEコマンドの基本的な使い方を詳しく解説します。
CONTINUEコマンドの基本構文
SQL ServerでCONTINUEステートメントを使用する場合は、次のように記述します。
CONTINUE;
ポイント:
- CONTINUEステートメントには、パラメータや引数は存在しません。
- CONTINUEはWHILEループの中でのみ使用でき、実行されるとループの先頭に戻り、条件判定から処理が再開されます。
CONTINUEコマンドの使用例
DECLARE @Number INT = 1;
DECLARE @Total INT = 0;
WHILE @Number <= 10
BEGIN
-- @Numberが5の場合は加算せずにループの先頭へ戻る
IF @Number = 5
BEGIN
SET @Number = @Number + 1;
CONTINUE;
END
SET @Total = @Total + @Number;
SET @Number = @Number + 1;
END
PRINT @Total; -- 結果:50(1~10の合計から5を除いた値)
GO
この例では、IF文によって変数@Numberが5であるかどうかを判定しています。@Numberが5の場合にはCONTINUEが実行され、合計への加算処理がスキップされたうえで、WHILEループの先頭へ制御が戻ります。その結果、1から10までの数値のうち5だけが合計から除外され、最終的に表示される値は「50」となります。
このようにCONTINUEコマンドを使えば、「特定の条件に該当するときだけ処理を飛ばしたい」というケースに柔軟に対応できます。なお、ループ自体を途中で終了させるBREAKコマンドとは動作が異なるため、目的に応じて使い分けることが重要です。
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