SQL Server
 Computer >> コンピューター >  >> プログラミング >> SQL Server

SQL ServerのCONTINUEコマンドとは?基本構文と使い方を実例で解説

CONTINUEコマンドは、ループ内のそれ以降に記述された処理をすべてスキップし、ループの先頭にある条件式へ制御を戻すために使用します。つまり、CONTINUE以降の命令は実行されずに無視され、処理がループの冒頭からやり直されるのです。この記事では、SQL ServerにおけるCONTINUEコマンドの基本的な使い方を詳しく解説します。

CONTINUEコマンドの基本構文

SQL ServerでCONTINUEステートメントを使用する場合は、次のように記述します。

CONTINUE;

ポイント:

  1. CONTINUEステートメントには、パラメータや引数は存在しません。
  2. CONTINUEはWHILEループの中でのみ使用でき、実行されるとループの先頭に戻り、条件判定から処理が再開されます。

CONTINUEコマンドの使用例

DECLARE @Number INT = 1;
DECLARE @Total INT = 0;

WHILE @Number <= 10
BEGIN
  -- @Numberが5の場合は加算せずにループの先頭へ戻る
  IF @Number = 5
  BEGIN
    SET @Number = @Number + 1;
    CONTINUE;
  END

  SET @Total = @Total + @Number;
  SET @Number = @Number + 1;
END

PRINT @Total;  -- 結果:50(1~10の合計から5を除いた値)
GO

この例では、IF文によって変数@Numberが5であるかどうかを判定しています。@Numberが5の場合にはCONTINUEが実行され、合計への加算処理がスキップされたうえで、WHILEループの先頭へ制御が戻ります。その結果、1から10までの数値のうち5だけが合計から除外され、最終的に表示される値は「50」となります。

このようにCONTINUEコマンドを使えば、「特定の条件に該当するときだけ処理を飛ばしたい」というケースに柔軟に対応できます。なお、ループ自体を途中で終了させるBREAKコマンドとは動作が異なるため、目的に応じて使い分けることが重要です。

  1. SQL ServerのSELECT文の使い方を徹底解説!基本構文と実践例まとめ

    このチュートリアルでは、SQL Server(T-SQL)におけるSELECT文の使い方を、構文と具体的なサンプルコードとともにわかりやすく解説します。 SELECTは、SQL Serverデータベース内の1つまたは複数のテーブルからデータを取得するために使用される、最も基本的かつ重要なコマンドです。 SELECT文の基本構文 最もシンプルな形式では、SELECT文の構文は以下の通りです。 SELECT 式 FROM テーブル [WHERE 条件]; 一方、すべての機能を含んだ完全な形式のSELECT文は次のように記述します。 SELECT [ALL | DISTINCT] [TOP (先頭

  2. MS SQL Serverとは?特徴・主な用途・バージョン履歴・インスタンスの基インスタンスの基礎を徹底解説

    SQL Server(MS SQL Server)とは? SQL Serverは、Microsoftが開発したリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)です。従来のRDBMSの枠組みにとどまらず、オブジェクト指向の概念も取り入れたORDBMS(オブジェクトリレーショナルデータベース管理システム)としての側面も併せ持っています。主な特徴は以下の通りです。 Microsoftが開発したRDBMSベースのデータベースソフトウェアである ORDBMS(オブジェクトリレーショナルデータベース管理システム)としても機能する 特定のプラットフォームに依存しない独立した環境で動作する コマンドライ