CSSとJavaScriptで拡張グリッド(クリックで展開するグリッド)を作成する方法
CSSとJavaScriptを組み合わせることで、カードをクリックすると詳細パネルが展開される「拡張グリッド(Expanding Grid)」を簡単に実装できます。本記事では、3カラム構成のグリッドを例に、具体的な実装手順をわかりやすく解説します。
実装のポイント
- クリックイベント:各カラムに
onclick属性を設定し、クリックされたカラムに対応するタブを開きます。 - 表示の切り替え:新しいタブを開く前に既存のタブをすべて非表示にすることで、常に1つのタブだけが展開された状態を保ちます。
- 閉じるボタン:タブ右上の「×」ボタンをクリックするとパネルが閉じ、元のグリッド表示に戻ります。
サンプルコード
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1" />
<style>
body {
padding: 1%;
font-family: "Segoe UI", Tahoma, Geneva, Verdana, sans-serif;
}
* {
box-sizing: border-box;
}
.left, .right, .center {
float: left;
width: 33%;
color: white;
padding: 10px;
height: 200px;
text-align: center;
}
.left {
background-color: tomato;
}
.right {
background-color: teal;
}
.center {
background-color: rgb(166, 71, 255);
}
.container:after {
clear: both;
}
.closebtn {
float: right;
color: white;
font-size: 35px;
cursor: pointer;
}
.closebtn:hover {
transform: scale(1.5);
}
.containerTab {
padding: 20px;
width: 99%;
color: white;
}
</style>
</head>
<body>
<h1 style="text-align: center;">3カラムグリッドのサンプル</h1>
<div class="container">
<div class="left" onclick="openTab('tab1');">
<h1>左側のテキスト</h1>
</div>
<div class="center" onclick="openTab('tab2');">
<h1>中央のテキスト</h1>
</div>
<div class="right" onclick="openTab('tab3');">
<h1>右側のテキスト</h1>
</div>
</div>
<div id="tab1" class="containerTab" style="display:none;background:tomato">
<span onclick="this.parentElement.style.display='none'" class="closebtn">×</span>
<h2>タブ 1</h2>
<p>
ここにタブ1の内容が入ります。クリックして展開されたパネルには、テキストや画像など自由にコンテンツを配置できます。
</p>
</div>
<div id="tab2" class="containerTab" style="display:none;background:rgb(166, 71, 255)">
<span onclick="this.parentElement.style.display='none'" class="closebtn">×</span>
<h2>タブ 2</h2>
<p>
ここにタブ2の内容が入ります。クリックして展開されたパネルには、テキストや画像など自由にコンテンツを配置できます。
</p>
</div>
<div id="tab3" class="containerTab" style="display:none;background:teal">
<span onclick="this.parentElement.style.display='none'" class="closebtn">×</span>
<h2>タブ 3</h2>
<p>
ここにタブ3の内容が入ります。クリックして展開されたパネルには、テキストや画像など自由にコンテンツを配置できます。
</p>
</div>
<script>
function openTab(tabName) {
var i, x;
x = document.querySelectorAll(".containerTab");
Array.from(x).forEach(item => {
item.style.display = "none";
});
document.getElementById(tabName).style.display = "block";
}
</script>
</body>
</html>
実行結果
上記のコードをブラウザで実行すると、最初に次のような3カラムのグリッドが表示されます。

続いて、いずれかのカラムをクリックすると、そのカラムの色に合わせた詳細パネルがグリッドの下に展開されます。

コードの解説
HTMLの構造
「left」「center」「right」の3つのdivがグリッドのカラムに相当し、それぞれにopenTab('tab1')のような関数呼び出しが組み込まれています。一方、tab1〜tab3のパネルは初期状態でdisplay:noneが指定されており、画面には表示されません。
CSSのスタイリング
各カラムはfloat: leftとwidth: 33%によって横一列に並べられ、トマト・紫・ティールの3色で視覚的に区別されています。閉じるボタンはホバー時にtransform: scale(1.5)で拡大するため、クリックできることが直感的に伝わります。
JavaScriptの動作
openTab()関数では、まずquerySelectorAll('.containerTab')ですべてのタブを取得し、一度すべて非表示にします。その後、引数として渡されたIDのタブだけをdisplay: blockで表示します。この処理により、複数のパネルが同時に開くことを防ぎ、常に1つのタブのみが展開される仕組みを実現しています。
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