CSSで要素の各辺に個別のマージンを設定する方法
CSSを使うと、要素の上下左右それぞれの外側の余白(スペース)を個別に制御することができます。CSSの margin プロパティは一括指定(ショートハンド)プロパティであり、以下の個別プロパティをまとめて設定できます。
margin-top(上側のマージン)margin-right(右側のマージン)margin-bottom(下側のマージン)margin-left(左側のマージン)
構文(シンタックス)
CSS の margin 関連プロパティの基本的な記述形式は次のとおりです。
Selector {
margin-top: /*値*/
margin-right: /*値*/
margin-bottom: /*値*/
margin-left: /*値*/
}値には、px や em、% などの長さ単位のほか、auto や負の値(ネガティブマージン)も指定できます。以下の例では、各辺のマージンを個別に設定する方法を紹介します。
サンプルコード 1:テキストブロックでマージンを個別に指定する
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
div {
margin-left: auto;
margin-bottom: 4em;
width: 30%;
padding: 0.6rem;
box-shadow: inset 0 0 3px turquoise;
outline: thin dotted;
text-align: center;
}
div + div {
margin-right: 30%;
box-shadow: inset 0 0 6px teal;
}
div + div + div {
margin-left: 45%;
margin-top: -190px;
box-shadow: inset 0 0 6px orange;
}
</style>
</head>
<body>
<div>
This is demo text
</div>
<div>One (different margins)</div>
<div>Two (different margins)</div>
</body>
</html>表示結果

この例では、margin-left: auto; によって最初の div 要素が右寄せされ、兄弟セレクタ(+)を使って2番目・3番目の要素に異なる左右のマージンを適用しています。また、3番目の要素には margin-top: -190px; という負の値を指定することで、上方向に引き上げて重ねて配置しています。
サンプルコード 2:角丸ボックスと組み合わせたマージンの指定
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
div {
margin-top: 7%;
margin-left: 25%;
margin-bottom: -3em;
width: 40px;
height: 40px;
padding: 0.6rem;
box-shadow: inset 0 0 3px turquoise;
border-top-right-radius: 100px;
}
div + div {
margin-right: 30%;
border-top-right-radius: unset;
border-top-left-radius: 100px;
box-shadow: inset 0 0 6px teal;
}
div + div + div {
margin-left: 25%;
margin-top: -140px;
box-shadow: inset 0 0 6px orange;
border-bottom-right-radius: 100px;
}
</style>
</head>
<body>
<div></div>
<div></div>
<div></div>
</body>
</html>表示結果

このように、margin-top・margin-right・margin-bottom・margin-left を個別に組み合わせることで、要素ごとに柔軟なレイアウトを実現できます。特に負のマージンを活用すると、通常のフローレイアウトでは難しい要素の重なり表現なども可能になります。
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