CSSのhanging-punctuationプロパティとは?句読点のぶら下げ設定と使い方を解説
hanging-punctuationプロパティとは
hanging-punctuationプロパティは、句読点(約物)をテキストブロック(行ボックス)の外側に「ぶら下げ」て配置できるかどうかを指定するCSSプロパティです。行頭や行末の句読点が原因で生じる不揃いな余白を整え、日本語などの組版において美しく揃ったテキストレイアウトを実現するために使用されます。
指定できる値の一覧
| 番号 | 値と説明 |
|---|---|
| 1. | none 句読点をぶら下げません。初期値です。 |
| 2. | first 最初の行の開始側(行頭)の外側に、句読点をぶら下げて配置します。 |
| 3. | last 最後の行の終了側(行末)の外側に、句読点をぶら下げて配置します。 |
| 4. | force-end 行末の句読点を強制的にぶら下げます。 |
| 5. | allow-end 行末の句読点のぶら下げを許可します。ただし、ぶら下げることでテキストが詰まる場合に限られます。 |
基本的な使い方
Webページに適用する際は、次のように記述します。
/* 句読点をぶら下げない(初期値) */ hanging-punctuation: none; /* 行頭の句読点をぶら下げる */ hanging-punctuation: first; /* 行末の句読点をぶら下げる */ hanging-punctuation: last;
複数の値を組み合わせることも可能です。例えば、行頭と行末の両方で句読点をぶら下げたい場合は、次のように半角スペースで区切って指定します。
hanging-punctuation: first last;
対応ブラウザに関する注意点
hanging-punctuationプロパティは、現時点ではSafariでのみサポートされており、Chrome・Firefox・Edgeなどの主要ブラウザでは利用できません。実務で使用する場合は、非対応ブラウザでもレイアウトが崩れないよう、装飾的な拡張機能として扱うのが安全です。
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