CSSのpointer-eventsプロパティとは?使い方をコード例で解説
pointer-eventsプロパティとは
CSSのpointer-eventsプロパティは、要素に対してポインターイベントが発生した際に、その要素がアクション(反応)を行うかどうかを指定するためのプロパティです。ポインターイベントは、マウスのクリック、タッチ操作、スタイラスペンなど、さまざまな入力デバイスによって発生します。
このプロパティを活用すると、リンクやボタンへのクリック・ホバー操作を無効化したり、逆に有効化したりできます。主な値は以下のとおりです。
- auto:デフォルトの動作。要素が通常どおりポインターイベントに反応します。
- none:要素がポインターイベントに反応しなくなります。クリックやホバーが無効になり、背後にある要素がイベントを受け取ります。
pointer-eventsプロパティのコード例
以下は、pointer-eventsプロパティを使用したCSSのコード例です。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
body {
font-family: "Segoe UI", Tahoma, Geneva, Verdana, sans-serif;
}
.pointer1 {
font-size: 20px;
padding: 10px;
pointer-events: none;
}
.pointer2 {
font-size: 20px;
padding: 10px;
pointer-events: auto;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>Pointer-events property example</h1>
<div class="pointer1">
Go to <a href="https://www.wikipedia.org">wikipedia.org</a>
</div>
<div class="pointer2">
Go to <a href="https://www.google.com/">google.com</a>
</div>
<h2>Hover over the above links to see pointer events</h2>
</body>
</html>
実行結果
上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。

2つ目のリンク(google.com)にマウスカーソルを合わせると、ポインターが表示され、クリックも可能です。これはpointer-eventsプロパティにautoが設定されているためです。
一方、1つ目のリンク(wikipedia.org)にはnoneが設定されているため、ホバーしてもカーソルが変化せず、クリック操作も無効になります。このように、pointer-eventsプロパティを使えば、特定の要素だけを操作対象から外すことができ、オーバーレイ表示や装飾要素の配置などにも役立ちます。
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