CSSの:visitedセレクターとは?訪問済みリンクへのスタイル適用方法
CSSの:visitedセレクターは、ユーザーがすでに訪問したことのあるリンクにスタイルを適用するための擬似クラスです。このセレクターを活用することで、未訪問のリンクと訪問済みのリンクを視覚的に区別でき、ユーザーにとって分かりやすいナビゲーションを実現できます。
:visitedセレクターの基本
:visitedセレクターは、主に<a>タグ(アンカータグ)と組み合わせて使用されます。「a:visited」のように記述すると、ページ内のすべての訪問済みリンクに対して指定したスタイルが反映されます。多くの場合、「a:link」(未訪問リンク)とセットで定義し、リンクの状態に応じて見た目を切り替えます。
サンプルコード
以下のコードでは、:linkと:visitedでリンクの基本スタイルを定義し、さらに:hover(マウスオーバー時)と:active(クリック中)のスタイルも併せて設定しています。実際にブラウザーで実行してみてください。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
a:link, a:visited {
background-color: white;
color: black;
border: 1px solid blue;
padding: 30px 30px;
text-align: center;
text-decoration: none;
display: inline-block;
}
a:hover, a:active {
background-color: red;
color: white;
}
</style>
</head>
<body>
<a href="demo.html" target="_blank">デモリンク</a>
</body>
</html>
表示結果のポイント
- a:link / a:visited:背景が白、文字色が黒、青い枠線付きのボタンのようなデザインが適用されます。
- a:hover / a:active:マウスカーソルを重ねたとき、またはクリックしている間は、背景が赤色、文字色が白色に変化します。
注意点:プライバシー保護による制限
ブラウザーはユーザーの閲覧履歴を保護するため、:visitedセレクターで利用できるCSSプロパティには制限があります。実際に指定できるのは、color、background-color、border-colorなどの一部の色関連プロパティのみで、フォントサイズや余白(padding)などレイアウトに関わる変更は適用されません。また、JavaScriptを使ってリンクが訪問済みかどうかを判定することもできません。これらの制限を理解した上で、:visitedセレクターを活用しましょう。
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