MongoDBの$pull演算子で子コレクション内のオブジェクトを削除する方法
MongoDBで子コレクション(ネストされた配列)内のオブジェクトを削除するには、$pull 演算子を使用します。まず、ドキュメントを含むコレクションを作成してみましょう。
1. コレクションの作成とドキュメントの挿入
> db.demo715.insertOne({
... _id: 1,
... details: [
... {
... 'id': '101',
... 'Information': [
... {
... 'studentid': '102',
... "Name": "Bob"
... },
... {
... 'studentid': '103',
... "Name": "Chris"
... }
... ]
... }
... ]
... });
{ "acknowledged" : true, "insertedId" : 1 }
2. 挿入したドキュメントの確認
find() メソッドを使用して、コレクション内のすべてのドキュメントを表示します。
> db.demo715.find();
このコマンドを実行すると、次のような出力が得られます。
{ "_id" : 1, "details" : [ { "id" : "101", "Information" : [ { "studentid" : "102", "Name" : "Bob" }, { "studentid" : "103", "Name" : "Chris" } ] } ] }
3. 子コレクション内のオブジェクトを削除するクエリ
以下は、MongoDBの子コレクション内のオブジェクトを削除するためのクエリです。クエリ条件で details.id が '101' のドキュメントに一致させ、位置指定演算子「$」で該当する配列要素を特定したうえで、$pull を使って Information 配列から目的のオブジェクトを取り除きます。
> db.demo715.update(
... {"details.id": '101'},
... { $pull: { 'details.$.Information': { studentid: '102', "Name": "Bob" } } }
... );
WriteResult({ "nMatched" : 1, "nUpserted" : 0, "nModified" : 1 })
4. 削除後のドキュメントの確認
もう一度 find() メソッドを実行して、コレクション内のすべてのドキュメントを表示します。
> db.demo715.find();
実行結果は次のとおりです。
{ "_id" : 1, "details" : [ { "id" : "101", "Information" : [ { "studentid" : "103", "Name" : "Chris" } ] } ] }
出力を確認すると、studentid が「102」、Name が「Bob」のオブジェクトが Information 配列から正常に削除され、「Chris」のデータのみが残っていることがわかります。
補足:$pull 演算子のポイント
- $pull 演算子は、既存の配列から指定した条件に一致する値やオブジェクトをすべて削除します。
- 位置指定演算子「$」は、クエリ条件に一致した最初の配列要素を参照します。
- MongoDB 4.2 以降では update() メソッドは非推奨となっているため、新規開発では updateOne() / updateMany() の使用が推奨されます。
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