MongoDBの$zip演算子で2つの配列を結合し、オブジェクトの新しい配列を作成する方法
MongoDBで2つの配列を要素ごとに結合し、オブジェクトの新しい配列として再形成したい場合は、aggregateメソッドと$zip演算子を組み合わせて使用します。$zipは、複数の配列を転置(ペアリング)するための演算子です。
この記事では、実際にコレクションを作成し、$zipを使って配列を結合する手順を順番に解説します。
1. サンプルコレクションの作成
まず、insertOne()メソッドを使って、ドキュメントを含むコレクションを作成しましょう。
> db.demo339.insertOne({Id:101,Score1:["98","56"],Score2:[67,89]});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5e529ee5f8647eb59e5620a2")
}2. ドキュメントの確認
find()メソッドを使用して、コレクション内のすべてのドキュメントを表示します。
> db.demo339.find();
実行すると、次のような出力が得られます。
{ "_id" : ObjectId("5e529ee5f8647eb59e5620a2"), "Id" : 101, "Score1" : [ "98", "56" ], "Score2" : [ 67, 89 ] }3. $zipを使って2つの配列を結合するクエリ
次のクエリでは、aggregateパイプライン内で$projectを指定し、$zipで結合した2つの配列に対して$arrayToObjectと$objectToArrayを組み合わせることで、「Score1」と「Score2」をキーに持つオブジェクトの新しい配列を生成しています。
> db.demo339.aggregate([
... {
... "$project": {
... "AllArrayObject": {
... "$map": {
... "input": {
... "$objectToArray": {
... "$arrayToObject": {
... "$zip": {
... "inputs": [
... "$Score1",
... "$Score2"
... ]
... }
... }
... }
... },
... "as": "el",
... "in": {
... "Score1": "$$el.k",
... "Score2": "$$el.v"
... }
... }
... }
... }
... ])このクエリを実行すると、次のような結果が出力されます。
{ "_id" : ObjectId("5e529ee5f8647eb59e5620a2"), "AllArrayObject" : [ { "Score1" : "98", "Score2" : 67 }, { "Score1" : "56", "Score2" : 89 } ] }実行結果のポイント
出力を見ると、「Score1」の各要素と「Score2」の各要素がインデックスの位置ごとにペアになり、「AllArrayObject」という名前のオブジェクト配列として整形されていることがわかります。
この手法を活用すれば、別々の配列に格納されていた関連データを、扱いやすいオブジェクト形式にまとめることができ、アプリケーション側でのデータ処理もシンプルになります。
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