MongoDBで配列を含むオブジェクトをクエリする方法
MongoDBでは、ネストされたオブジェクト内に配列が存在する場合でも、ドット記法(ドット表記)を使ったパス指定によって簡単にクエリを実行できます。この記事では、実際にコレクションを作成し、配列を含むオブジェクトに対してクエリを行う手順を解説します。
1. コレクションとドキュメントの作成
まず、insertOne()メソッドを使って、配列を持つドキュメントを含むコレクションを作成しましょう。
> db.demo194.insertOne(
... {
... "_id": 101,
... "details": {
... "otherDetails": {
... "List1": ["MongoDB", "MySQL"],
... "List2": ["Java"],
... "List3": ["MongoDB", "C"]
... }
... }
... }
...);
{ "acknowledged" : true, "insertedId" : 101 }
> db.demo194.insertOne( {"_id": 102, "details": { "otherDetails": { "List1": ["Java", "C"], "List2": ["C++"], "List3": ["Python", "Spring"] } } } );
{ "acknowledged" : true, "insertedId" : 102 }
2. 登録済みドキュメントの確認
find()メソッドを使用すると、コレクション内のすべてのドキュメントを表示できます。
> db.demo194.find();
上記のコマンドを実行すると、次のような出力が得られます。
{ "_id" : 101, "details" : { "otherDetails" : { "List1" : [ "MongoDB", "MySQL" ], "List2" : [ "Java" ], "List3" : [ "MongoDB", "C" ] } } }
{ "_id" : 102, "details" : { "otherDetails" : { "List1" : [ "Java", "C" ], "List2" : [ "C++" ], "List3" : [ "Python", "Spring" ] } } }
3. 配列を含むオブジェクトへのクエリ実行
ネストされたフィールド内の配列を検索するには、「details.otherDetails.List1」のようにドットでつないだフィールドパスを指定します。以下は、List1の中に「MongoDB」という値が含まれるドキュメントを検索する例です。
> db.demo194.find({ "details.otherDetails.List1": "MongoDB" })
実行結果は次のとおりです。
{ "_id" : 101, "details" : { "otherDetails" : { "List1" : [ "MongoDB", "MySQL" ], "List2" : [ "Java" ], "List3" : [ "MongoDB", "C" ] } } }
ポイントまとめ
このように、MongoDBでは配列内のいずれかの要素が指定した値と一致すれば、そのドキュメントが自動的にヒットします。深くネストされた構造でも、ドット記法で「親フィールド.子フィールド.配列名」のようにパスを指定するだけで、直感的かつシンプルにデータを取得できるのが大きな特徴です。なお、複数条件で配列要素を厳密に一致させたい場合は、$elemMatch演算子を併用するとより柔軟な検索が可能になります。
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