MongoDBのgetUsers()メソッドとshowコマンドは同じ目的を果たすのか?違いと使い方を解説
MongoDBのmongoシェルで登録済みのユーザー一覧を確認したい場合、getUsers()メソッドとshow usersコマンドのどちらでも同じようにユーザー一覧を取得できます。どちらのコマンドも、カレントデータベースに存在するすべてのユーザーの情報(ユーザー名、所属データベース、ロール、認証メカニズムなど)を出力してくれます。
方法1:getUsers()メソッドを使う
getUsers()はdbオブジェクトに対して呼び出すメソッドで、以下のように記述します。
db.getUsers();
方法2:showコマンドを使う
showコマンドはmongoシェル専用のヘルパーコマンドで、ユーザー一覧を表示するには次のように入力します。
show users;
それでは、両方の構文を実際に実行して、mongoシェル上ですべてのユーザーを表示してみましょう。
ケース1:getUsers()を実行した場合
最初のクエリは以下の通りです。
> db.getUsers();
実行すると、次のような出力が得られます。
[
{
"_id" : "test.John",
"user" : "John",
"db" : "test",
"roles" : [
{
"role" : "readWrite",
"db" : "test"
},
{
"role" : "dbAdmin",
"db" : "test"
}
],
"mechanisms" : [
"SCRAM-SHA-1",
"SCRAM-SHA-256"
]
},
{
"_id" : "test.admin",
"user" : "admin",
"db" : "test",
"roles" : [
{
"role" : "root",
"db" : "admin"
}
],
"mechanisms" : [
"SCRAM-SHA-1",
"SCRAM-SHA-256"
]
}
]
この出力から、「John」ユーザーにはreadWriteとdbAdminのロールが付与され、「admin」ユーザーには最強権限であるrootロールが割り当てられていることが分かります。また、両方ともSCRAM-SHA-1とSCRAM-SHA-256という認証メカニズムをサポートしていることも確認できます。
ケース2:show usersを実行した場合
続いて、2つ目のクエリを見てみましょう。
> show users;
実行結果は以下の通りです。
{
"_id" : "test.John",
"user" : "John",
"db" : "test",
"roles" : [
{
"role" : "readWrite",
"db" : "test"
},
{
"role" : "dbAdmin",
"db" : "test"
}
],
"mechanisms" : [
"SCRAM-SHA-1",
"SCRAM-SHA-256"
]
}
{
"_id" : "test.admin",
"user" : "admin",
"db" : "test",
"roles" : [
{
"role" : "root",
"db" : "admin"
}
],
"mechanisms" : [
"SCRAM-SHA-1",
"SCRAM-SHA-256"
]
}
まとめ:getUsers()とshow usersの違い
ご覧の通り、どちらのコマンドも同じユーザー情報を取得でき、目的としては完全に同一です。ただし、いくつかの違いがあります。
- 出力形式:
getUsers()はユーザー情報を配列として返しますが、show usersはドキュメント単位で整形して表示します。 - 利用シーン:
getUsers()はJavaScriptのメソッドであるため、スクリプト内やアプリケーションからの呼び出しに組み込みやすい一方、show usersはmongoシェルでの対話的な操作に特化しています。 - 柔軟性:
getUsers()はオプション引数(例:{ showCredentials: true }など)を受け取れるため、より詳細な情報の取得が必要な場合に便利です。
日常的な確認作業ではshow usersが手軽であり、スクリプトや自動化処理ではgetUsers()を使うのがおすすめです。
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