PHPのstrftime()関数とは?使い方と書式指定子の一覧をわかりやすく解説
PHPのstrftime()関数は、ロケール(地域)設定に基づいてローカルの日付・時刻を整形するための関数です。指定したフォーマット文字列に従って、与えられたUnixタイムスタンプを文字列に変換して返します。タイムスタンプを省略した場合は、現在のローカル時刻が使用されます。
なお、この関数はPHP 8.1.0以降で非推奨となっている点に注意してください。新規のコードでは、date()関数やIntlDateFormatterクラスなど、他の代替手段の利用が推奨されています。
構文
strftime(format, timestamp)
パラメータ
timestamp − 整形対象となる日付・時刻を表すUnixタイムスタンプを指定します。
format − 結果の出力形式を指定するフォーマット文字列です。主な書式指定子は以下の通りです。
%a − 曜日の省略形(例:Sun、Mon)
%A − 曜日の正式名称(例:Sunday、Monday)
%b − 月の省略形(例:Jan、Feb)
%B − 月の正式名称(例:January、February)
%c − ロケールで推奨される日付と時刻の表現
%C − 世紀の数値(年を100で割った値、範囲は00〜99)
%d − 日(01〜31、ゼロ埋めあり)
%D − %m/%d/%y と同じ
%e − 日(1〜31、ゼロ埋めなし)
%g − %Gと同様だが、世紀を含まない2桁の年
%G − ISO週番号(%V参照)に対応する4桁の年
%h − %b と同じ
%H − 24時間制の時(00〜23)
%I − 12時間制の時(01〜12)
%j − 年間の通算日(001〜366)
%m − 月(01〜12)
%M − 分
%n − 改行文字
%p − 時刻に応じた「am」または「pm」
%r − a.m./p.m. 表記による時刻
%R − 24時間表記による時刻
%S − 秒
%t − タブ文字
%T − 現在の時刻(%H:%M:%S と同等)
%u − 曜日の数値表現(1〜7、月曜=1)。注意:Sun Solaris環境では日曜=1となります
%U − その年の週番号(最初の日曜日を第1週の初日として数える)
%V − ISO 8601規格によるその年の週番号(01〜53)。第1週は当年に少なくとも4日以上含まれる最初の週で、月曜を週の初日とします
%W − その年の週番号(最初の月曜日を第1週の初日として数える)
%w − 曜日の数値表現(日曜=0)
%x − 時刻を含まない、ロケールで推奨される日付表現
%X − 日付を含まない、ロケールで推奨される時刻表現
%y − 世紀を含まない2桁の年(00〜99)
%Y − 世紀を含む4桁の年
%Z / %z − タイムゾーンの名称または略称
%% − 「%」という文字そのもの
戻り値
strftime()関数は、指定されたフォーマット文字列に従って整形された日付・時刻の文字列を返します。タイムスタンプが省略された場合は、現在のローカル時刻をもとに整形されます。
使用例1
まずは基本的な例を見てみましょう。
<?php
setlocale(LC_TIME, 'en_US');
echo strftime("%b %d %Y %H:%M:%S", mktime(20, 0, 0, 10, 31, 2018)) . "\n";
?>
出力結果
Oct 31 2018 20:00:00
この例では、setlocale()でロケールを英語圏(en_US)に設定し、mktime()で生成した2018年10月31日20時00分00秒のタイムスタンプを、指定したフォーマットで出力しています。
使用例2
別の例も確認してみましょう。
<?php
echo(strftime("%B %d %Y, %X %Z", mktime(20, 0, 0, 12, 31, 92)) . "<br>");
?>
出力結果
December 31 1992, 20:00:00 UTC
ここでは、月の正式名称(%B)、日付、年、時刻(%X)、タイムゾーン(%Z)を組み合わせて出力しています。
まとめ
strftime()関数を使うと、ロケールに応じた柔軟な日付・時刻の表示が可能になります。ただしPHP 8.1以降では非推奨のため、既存コードの保守以外での利用は避け、新しいプロジェクトではdate()関数やIntlDateFormatterクラスの活用を検討しましょう。
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