PHPのquotemeta()関数とは?メタ文字のエスケープ方法をわかりやすく解説
PHPのquotemeta()関数は、文字列に含まれるメタ文字(特殊文字)をクォートし、その前にバックスラッシュ(\)を付加するための関数です。正規表現において特別な意味を持つ文字を安全に扱いたい場合などに活用できます。
エスケープ対象となる定義済み文字
quotemeta()関数がバックスラッシュを付加する主な定義済み文字は以下のとおりです。
- ピリオド(.)
- バックスラッシュ(\)
- プラス記号(+)
- アスタリスク(*)
- 疑問符(?)
- 角括弧([ ])
- キャレット(^)
- ドル記号($)
- 丸括弧(( ))
構文
quotemeta(str)
パラメータ
str − チェック対象となる入力文字列
戻り値
quotemeta()関数は、メタ文字がクォートされた文字列を返します。入力文字列が空の場合はFALSEを返します。
使用例1
まずは基本的な例を見てみましょう。
<?php $str = "3 * 9 = 27"; echo quotemeta($str); ?>
出力結果
3 \* 9 = 27
この例では、アスタリスク(*)の前にバックスラッシュが自動的に付加され、エスケープされていることが確認できます。
使用例2
続いて、別の例を紹介します。
<?php $str = "The ticket cost for cricket match is 200$!"; echo quotemeta($str)."<br>"; ?>
出力結果
The ticket cost for cricket match is 200\$!
この例では、ドル記号($)のみがエスケープされています。感嘆符(!)はquotemeta()関数のエスケープ対象外であるため、そのまま出力されている点に注意しましょう。
まとめ
quotemeta()関数は、正規表現で特別な意味を持つ文字を手軽にエスケープできる便利な関数です。ユーザー入力を含む文字列をパターンマッチングに使う前の前処理などに役立ちます。なお、より柔軟な制御が必要な場合は、preg_quote()関数の利用も検討するとよいでしょう。
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