PHPのIntlChar::iscntrl()関数の使い方を解説
PHPのIntlChar::iscntrl()関数は、指定された入力値が制御文字であるかどうかを判定するための関数です。制御文字の代表例としては、改行(\n)、タブ(\t)、キャリッジリターン(\r)などが挙げられます。
なお、IntlCharクラスを利用するには、PECLのintl拡張モジュールがサーバーにインストールされている必要があります。
構文
IntlChar::iscntrl( val )
パラメータ
val − 判定対象となる整数値、またはUTF-8文字列としてエンコードされた1文字。
戻り値
IntlChar::iscntrl()関数は、引数valが制御文字であればtrueを返します。制御文字でない場合はfalseを返し、単一のコードポイントとして評価できない無効な入力が渡された場合はNULLを返します。
例
以下に基本的な使用例を示します。
<?php
var_dump(IntlChar::iscntrl("\n"));
echo "<br>";
var_dump(IntlChar::iscntrl("ahjh"));
echo "<br>";
var_dump(IntlChar::iscntrl("12345"));
?>
出力結果
bool(true)
NULL
NULL
この例では、改行文字「\n」は制御文字に該当するためbool(true)が返されています。一方、「ahjh」や「12345」のように複数文字からなる文字列は、単一のコードポイントとして解釈できないため、NULLが返される点に注意してください。
別の例
続いて、入力値が制御文字かどうかを判定するもう一つの例を見てみましょう。
<?php
var_dump(IntlChar::iscntrl("\r"));
echo "<br>";
var_dump(IntlChar::iscntrl("878"));
echo "<br>";
?>
出力結果
bool(true)
NULL
キャリッジリターン「\r」も制御文字の一種であるためtrueが返されます。一方、「878」という複数文字の文字列に対してはNULLが返されることが確認できます。
まとめ
IntlChar::iscntrl()関数を使えば、Unicodeの制御文字を簡単に判別できます。ただし、判定できるのは1文字(単一のコードポイント)のみであり、複数文字の文字列を渡すとNULLが返るという仕様を理解しておくことが重要です。
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