PHPの関数から2つの値を返す方法
PHPの関数から複数の値を返すには
PHPでは、関数から2つの変数を直接返すことはできません。そのため、複数の値を返したい場合は、配列(array)やリストなどのデータ構造に値を格納して返すのが一般的な方法です。
ここでは、引数として渡した数値の約数をすべて求め、それらを配列に格納して返す関数を例に、その実装方法を解説します。
コード例
function factors( $n ) {
// 空の配列を宣言
$fact = array();
// ループで処理
for ( $i = 1; $i < $n; $i++) {
// i が n の約数かどうかを判定し、配列に追加
if( $n % $i == 0 )
array_push( $fact, $i );
}
// 配列を返す
return $fact;
}
// 変数を宣言して初期化
$num = 12;
// 関数を呼び出す
$nFactors = factors($num);
// 結果を表示
echo 'Factors of ' . $num . ' are: <br>';
foreach( $nFactors as $x ) {
echo $x . "<br>";
}実行結果
上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。
Factors of 12 are: 1 2 3 4 6
このように、関数factors()は12の約数である「1・2・3・4・6」を配列として返し、foreachループでそれぞれの値を画面に出力しています。
補足:list()で個別の変数として受け取る
返された配列は、list()言語構造を使うことで、個別の変数に展開して受け取ることもできます。これにより、実質的に「複数の値を返す」動作を実現できます。
list($first, $second) = someFunction();
また、連想配列を使えば、キー名を付けて値を返せるため、より可読性の高いコードになります。用途に応じて使い分けるとよいでしょう。
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