ニューマン・コンウェイ数列の第n項までを出力する方法
ニューマン・コンウェイ数列とは
ニューマン・コンウェイ数列(Newman-Conway Sequence)は、以下のような整数列を生成するために用いられる数列です。
1 1 2 2 3 4 4 4 5 6 7 7 8 8 8 8 9 10 11 12
この数列は、漸化式によって定義される点が大きな特徴です。各項は、それ以前の項を再帰的に参照して求められます。
生成に使う漸化式
n番目のニューマン・コンウェイ数列を求めるための式は次のとおりです。
P(n) = P(P(n - 1)) + P(n - P(n - 1))
ただし、P(1) = P(2) = 1
初期条件として最初の2項が1であることが決まっており、3項目以降は上記の漸化式に従って順番に計算していきます。
アルゴリズム
ニューマン・コンウェイ数列を計算する手順は以下のようになります。
- 変数 n の値を入力として受け取る(例:20)
- 変数 i、配列 p[n+1] を用意し、p[1] = 1、p[2] = 1 を設定する
- i = 3 から n になるまで繰り返し処理を行う
- p[i] = p[p[i - 1]] + p[i - p[i - 1]] を計算して代入する
- p[i] の値を出力する
- ループ終了後に処理を完了する
C言語による実装例
以下は、C言語でニューマン・コンウェイ数列の第20項までを出力するプログラム例です。
#include<stdio.h>
int main() {
int n = 20, i;
int p[n + 1];
p[1] = 1;
p[2] = 1;
printf("ニューマン・コンウェイ数列:");
printf("%d %d ", p[1], p[2]);
for (i = 3; i <= n; i++) {
p[i] = p[p[i - 1]] + p[i - p[i - 1]];
printf("%d ", p[i]);
}
return 0;
}
このプログラムでは、まず配列の先頭2要素に初期値1を代入し、その後for文で3項目以降を漸化式に基づいて順次計算しています。計算済みの項を配列に保存しておくことで、再帰的な参照を効率よく処理できる点がポイントです。
実行結果
上記のプログラムを実行すると、次の出力が得られます。
ニューマン・コンウェイ数列:1 1 2 2 3 4 4 4 5 6 7 7 8 8 8 8 9 10 11 12
まとめ
ニューマン・コンウェイ数列は、自分自身の値をインデックスとして再帰的に参照するユニークな漸化式で定義される整数列です。動的計画法の考え方を使い、計算した値を配列に格納しながら進めることで、シンプルなループ処理だけで効率的に任意のn項目までを求めることができます。
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