アームストロング数(Armstrong Number)とは?Cプログラムで判定方法を解説
「アームストロング数(Armstrong Number)」とは、各桁の数字を3乗し、その合計が元の数値と一致するような数のことです。これは数学的な概念であり、プログラミング初心者が基本的なロジック構築力を身につけるための定番の演習題材としてよく使われます。
入力:370 出力:370 はアームストロング数です
仕組みの解説
例として 370 を見てみましょう。この数の各桁は「3」「7」「0」であり、それぞれを3乗して足し合わせると次のようになります。
370 = 3×3×3 + 7×7×7 + 0×0×0 = 27 + 343 + 0 = 370
計算結果が元の数値 370 と一致しているため、370 はアームストロング数であると判定できます。ほかにも 153、371、407 などがアームストロング数の代表例として知られています。
Cプログラムの実装例
以下は、ユーザーから入力された整数がアームストロング数かどうかを判定するC言語のサンプルコードです。
#include <stdio.h>
int main(void) {
int n, num, digit, sum = 0;
scanf("%d", &n);
num = n;
while (num != 0) {
digit = num % 10; /* 最下位の桁を取り出す */
sum += digit * digit * digit; /* 3乗して加算 */
num /= 10; /* 桁を1つ右へずらす */
}
if (sum == n)
printf("%d is an Armstrong number.\n", n);
else
printf("%d is not an Armstrong number.\n", n);
return 0;
}処理の流れ
- 入力された数値を変数
nに格納し、作業用コピーをnumに保存します。 - ループ内で
num % 10を使って最下位の桁を1桁ずつ取り出します。 - 取り出した桁を3乗し、変数
sumに加算していきます。 num /= 10で数値を1桁ずつ縮小し、これをすべての桁に対して繰り返します。- 最後に
sumと元の数値nを比較し、一致すればアームストロング数と判定します。
このように、剰余演算(%)と整数除算(/)を組み合わせることで桁ごとの処理を実現でき、ループと条件分岐の基礎を学ぶのに最適な演習となっています。
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